内容説明
「もういちど空に大きなにじがかかったら、おばあちゃんのびょうきも、きっとよくなると思うの。だから、空にかかる大きなにじをだしてください」そういうにじ子に、にじ・じいさんは…。心がすきとおるファンタジー。遠い遠い山おくにすむ「にじ・じいさん」のお話。小学校低学年から。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年生まれ。小学校教諭を経て、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続ける
おぐらひろかず[オグラヒロカズ]
1952年東京生まれ。1992年ボローニャ国際絵本原画展最優秀イラストレーター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
る*る*る
15
低学年1〜3年読書感想画課題図書。2-1,2-2読み聞かせ。読書感想画、難しい…そして、こちら、少し解説も入れて30分かかる(¬_¬)★それでも担任に頼まれたので、読みましたとも!途中飛ばしながら、、、と思ったけど、他の課題図書三冊の中では情景が詳しく書かれていたので飛ばせず。時々、出てきた人、物を確認し、想像させながら〜 子どもたちの完成画が楽しみ♬…だけど、私、感想文・感想画は自由参加派です!2014/09/30
mari
7
にじをどうやってかけるのかは、この本を読んだ人もひみつだそうです(^^) くすのき節はそれほどつよくないように感じました。2014/08/26
2時ママ
4
次女 小2 ひとり読み。2018/07/14
ごまらーゆ
4
お気に入りさんの読んだ本で、くすのきしげのりさんの作とあり すぐに図書館に予約しました。くすのきさんは「おこだでませんように」という私の大切な絵本の作者です。今回の「にじ・じいさん」は幼稚園児や小学生にはたまらないお話。でも、にじのかけ方は誰にも言ってはいけないので内緒です。ハトのクルル、グルッポばあさん、風のヒュルルン、雨雲のモクモク・・登場人物の名前がとても可愛らしいです。2014/10/22
読書国の仮住まい
2
虹がかかりますように、という願い事が書かれた短冊。 グルッポばあさんはこれをにじ・じいさんに届けてあげれば叶うと言います。 白ハトのクルルは仲間から光るものを目印するように言われ山に飛び立ちます。 まず見つけたのは谷川、そこでは亀のじいさんに。 次にカラスの巣のガラスの瓶、そこではカラスのおばさんに。 そうしてふた山越えたところで一際輝く物を見つけました。 それは洞穴に立てかけてある杖でした。 そこでにじ・じいさんを見つけたのです。 どうやって虹をかけたのか、それはにじ・じいさんとの約束なので秘密です。2022/08/01