内容説明
「おやすみなさい」たまちゃんがねていると、ねこのミーヤがやってきて、「おふとんいれて」。すると、つぎつぎといろんなものがやってきて、たまちゃんのおふとんにはいりたがりますが…。
著者等紹介
高畠じゅん子[タカバタケジュンコ]
1980年、兵庫県生まれ。同志社大学卒業後、イベント企画事務所に勤務。ひょんな人との出会いから、絵本の教室に通いだし、絵本創作を学ぶ
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、愛知県生まれ。『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
23
図書館の新刊コーナーで。表紙では息子はあまり惹かれなかったようで、借りた本の中でもなかなか手をつけず、返却日ぎりぎりでようやく読んだ。いざ読んでみると、楽しんでいたようす。「ふとんがふっとんだ~」と古典的ギャグにも爆笑。まるで「てぶくろ」みたいに、おふとんの中に仲間が増えていくお話。2013/04/14
anne@灯れ松明の火
22
新刊棚で。大好きな「高畠純」さんの絵だ! で、文が「高畠じゅん子」? え? 誰?^^; 息子さんも絵本作家だけど、まさか奥さんも? それとも、ご本人の洒落?と、内容より先に、作者紹介をチェック。なんと「偶然、似た名前なだけ」と説明。ホント~~?(笑) お話は単純そうに見えて、変化やひねりもあって、楽しめる。2013/03/22
Naomi
13
図書館で見かけ、高畠純さん絵だったので借りてみた。これは、おもしろい!家の中のお友だち(!?)が「おふとん、いれて」と次々やってくるんだけど、まんいんになっちゃって、表紙の「たまちゃん」が考えたことが素敵。保育園で2歳の子どもたち10数人の前で読んだら、次にやってくる「友だち」の影を見ていろんな予想の言葉が聞こえた。Tシャツの影を「こんにゃく」と言った子がいて感心した。掃除機の先の影を「ほうき」とか。個人的には掃除機が寝られない理由に笑った。「ふとんがおこって○○○○だ!」は保育者にだけウケていた(笑)2013/03/21
いっちゃん
11
掃除機とかはやだなぁ。2016/12/21
遠い日
10
文章と絵、二人の「高畠さん」は偶然だそうだ。たまちゃんのおふとんに、いろんなものが入ってきて、おふとんはぎゅうぎゅう。いろいろ知恵を働かせるたまちゃんたち。寝る前の時間は、寝ない子を持つ親にとっては緊張の時間。「よいこ」でなくてもいいとは思うのだけれど、子どもたちが、おふとんのいうことを聞いて、こんなふうに眠ってくれたら・・・親のちいさな願い。2013/03/27