内容説明
もしもわたしににわがあれば…わたしがかいがらをまくと、かいがらのおはながそだって、ジェリービーンズをまくと、おおきなジェリービーンズの木になるの。わたしのにわへようこそ。
著者等紹介
ヘンクス,ケビン[ヘンクス,ケビン][Henkes,Kevin]
1960年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。ウィスコンシン州立大学卒業。在学中の1981年に、絵本作家として『All Alone』でデビュー。以来、多くの人気作品を発表している。2005年の『まんまるおつきさまをおいかけて』(福音館書店)ではコールデコット賞を受賞。また児童文学作家としても活躍
いしいむつみ[イシイムツミ]
1957年神奈川県生まれ。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞を、翻訳絵本『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)で産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
45
★アメリカ★最近ね、自分だけが持ってて、自分だけが知っている・・・自分ワールド・・・みたいなものが、大事じゃないかなぁー!って思うようになりました。住んでるのも、入れるのも、自分だけ!だから、思いたい放題!!願いたい放題!!むしろ、~放題すればするほど、ワールドは広がります。けど!決して口には出しません。内緒も楽しみの一つなので!そんなワールドにもし“師匠”がいるなら、きっとこの本の・・・「わたし」です。ものすごい庭を築いちゃってます。よかったらちょっぴり・・・のぞいてみませんか?2015/10/13
ヒラP@ehon.gohon
7
想像の世界では何でもできてしまいます。 自分だけの庭があったら何をしたいかな。 現実からここまで飛び越える感覚が素晴らしいと思います。 どうしても現実に縛られてしまうと、発想力は弱まってしまうから。 配色にも味わいがあります。 最後の貝殻から根が出ている絵が、極めつけでした。2015/12/28
杏子
7
優しい色調の絵本だった。おそらくは庭仕事が好きなのだろう、その女の子のかわいらしい想像がとてもよい。2011/08/13
rie
4
ママの庭でお手伝いをしながら、自分の庭を持ったら・・・・・・とどんどん想像を膨らませていくわたし。頭の中では、花だけじゃなくて、チョコレートでできたうさぎやジェリービーンズの木など、好きなものだけに囲まれた、夢のある庭があっという間にできあがっていく。そんな日がくるのを心待ちにしながら、土にそっと願いをたくす一人の少女の思いがみずみずしく描かれた作品。2015/05/15
あひる
3
大きなトマト食べてみたいです。 素敵なお庭がたくさん出てきていいなって思いました。2013/10/30