内容説明
むかし、あるところに魔法の鉛筆を持ったくまさんがいました…。こまったことにぶつかると、この鉛筆をつかって絵をかき、きりぬけていたのです。みんなでたすけあっていきていけるといいね。だれもがもってる。未来をつくる、まほうのえんぴつ。作家と子どもたちのコラボレーション絵本。
著者等紹介
ブラウン,アンソニー[ブラウン,アンソニー][Browne,Anthony]
1946年、イギリス生まれ。ケイト・グリーナウェイ賞を2度受賞、2000年に国際アンデルセン賞を受賞するなど、イギリスを代表する絵本作家。2009年には、子どもの本の優れた作家や画家に隔年で授与する称号「チルドレンズ・ローリエト」の第6代目にも選ばれている
さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年、東京生まれ。出版社勤務を経てフリーの翻訳家となる。現在は青山学院女子短期大学教授。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
22
オトンとふたりで読んでいました。カワイルカに対するこだわりがあるオトン、嬉しそうでした。ちょっとビタースウィートなおしまいなんですが、オタマさんはこの魔法の鉛筆にうっとり。2018/04/04
ちょこちょこ
17
5歳8ヶ月の息子に読み聞かせ。以前くまさんのえんぴつを読み聞かせたことがあったので借りてみた。いろいろな子供達が描いた絵を加えてステキなお話に。それにしてもこのくまさんのえんぴつは最強。是非ほしい。2019/09/30
鈴
17
子どもたちが描いた絵が癒される。だけどストーリーは腑に落ちないものが。巨人のお友だち…他にいいもの無かったのかなぁ。2013/06/27
みさどん
15
くまさんの両隣にいるのはライオンとオオカミ。こどもが描いた、そう見えないようなものがたくさん出てくる。それを白いくまさんが、右手に持ったまほうのえんぴつでひらりひらりとかわしていく。子どもの絵が使われているので、全く危なげないけれど、くまさんとの対比がクッキリ。意外な試み。2024/09/19
anne@灯れ松明の火
15
以前読んだ『くまさんのおたすけえんぴつ』を元にした、作家さんと子どもたちのコラボ作品。子どもたちの素朴な絵のおかげか、シュールなオリジナル作より温かい感じに仕上げている。”まほうのえんぴつ”の使い方がいいね♪2014/07/02