内容説明
きて、きてってば、アーネスト。わたしとあそぶのよ。やわらかな色あいで紡ぎだされたアーネストとセレスティーヌのやさしい愛の物語絵本。ガブリエル・バンサンが、小さいサイズの絵本として描きのこした短いストーリー二作を、このたびシリーズのかけがえのない別巻としてお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
12
お家にあるもので演奏しよう!! バンサンの美しい表現力。何気なく描いているようで、細部まで感情が行き届いているイラストはやっぱりすごい。 楽しさや、優しさが伝わってきて微笑んでしまう(^^)2012/03/05
ツキノ
11
(E-109)2011年6月刊、別巻その2。「なんいか おもしろいこと ないかなあ。」とおなべのふたをたたいて楽隊しよう(この表現、いい!)というセレスティーヌ。アーネストと一緒に、というつもりでも新聞を読む彼は「やめてくれ」でもすぐいに興に乗るのがいいところ。古いたいこを探して、窓から覗いていた子たちにバトンタッチ。アーネストはホットチョコレートを振舞う。アーネストはおなべのふたの金属音がきらいなのね。2018/02/28
遠い日
11
退屈したセレスティーヌにつきあわされて楽隊の行進。だんだんノってくるアーネストにくすり。疲れるほど遊びほうけて、読み手もそのうちうきうき。お友だちまで入り込んでの大騒動が子どもの日常の時間を豊かにする。2015/10/13
ヒラP@ehon.gohon
9
シリーズで見ていると、このふたりなんとも不思議な共同生活をしています。 ある時は恋人のように、ある時は夫婦のように見えるのですが、どんな関係なのでしょうか。 このお話では、養父と養女のような関係に描かれています。 だってふたりでお鍋のふたで楽隊ごっこを始めてしまって、盛り上がってしまうのですから。 セレスティーヌの奔放な振る舞いと、包容力たっぷりのアーネストおじさん。 仲間のねずみたちも加わってのパレードごっこはとても楽しそう。 すっかり話の暖かさに包まれてしまいました。2011/12/10
海(カイ)
9
【図書館】セレスティーヌかわいいねぇ(*^^*)2013/05/13