内容説明
シェフィーとプフとボーヒーは、エマの家でくらすテリア。ある日、3びきはエマの母さんにつれられて、1けんの家にやってきました。母さんは、そこにシェフィーたちをおいていきますが…。なれない環境でがんばるシェフィーの姿を犬の目線でいきいきと描いた児童文学。
著者等紹介
フランケン,カート[フランケン,カート][Vrancken,Kaat]
1957年、お菓子も売る雑貨店の末娘として、ベルギーに生まれる。大学でコミュニケーション学を専攻したあと、広告代理店につとめ、コピーライターとして長く働く。1995年に『うたって、ハンナ』(未邦訳)で子どもの本の世界にデビュー。『シェフィーがいちばん』(BL出版)は2005年にオランダで「銀の石筆賞」、ベルギーのオランダ語圏で「本のライオン賞」を受賞し、国際児童図書評議会(IBBY)の2006年度オナーリストにも選ばれた
リンデン,マルテイン・ファン・デル[リンデン,マルテインファンデル][Linden,Martijn van der]
1979年、オランダに生まれる。ロッテルダムの美術大学に通っていた頃、出版社のイラストレーション・コンテストに応募したことがきっかけで、以後、精力的に数多くの本のイラストや装丁を手がけている
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年、東京に生まれる。跡見学園高等部を卒業したのち、早稲田大学第一文学部英文科を卒業。1985年より5年間ヨーロッパですごし、オランダ語とフランス語を学ぶ。帰国後は子どもの本の翻訳を手がけるいっぽうで、紙芝居文化の会運営委員として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。