内容説明
カロリーヌとゆかいな8ひきに、きみょうな手紙がとどきました。スコットランドのおしろへの招待状です。しろねこプフは、ゆうれいがでるから行きたくないといいますが…。
著者等紹介
プロブスト,ピエール[プロブスト,ピエール][Probst,Pierre]
1913年、フランスのミュルーズに生まれる。地元の美術学校で絵画を学んだあと、絹織物に下絵を描く仕事を始め、30年代には、リヨンで出版・広告業に携わる。第二次世界大戦中に捕虜となるが、脱走し、再びリヨンで本の仕事を始めた。その後、パリに落ち着いた彼は1953年に「カロリーヌの物語」シリーズ(Hachette社)を発表し、絶大な人気を得る。2007年永眠
やましたはるお[ヤマシタハルオ]
山下明生。1937年、東京に生まれる。広島県能美島で少年時代を過ごす。京都大学文学部仏文科卒業。すぐれた児童文学を多数発表し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸推奨作品賞、『はんぶんちょうだい!』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『海のコウモリ』(理論社)で赤い鳥文学賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
35
久しぶりに読みたくなって借りてきたら、娘さんが「漢字が少なくて読みにくいなあ…。小さかったころは漢字が多いと読みにくかったのに」と感慨深げに感想を言うのでなんだか時の流れを感じちゃいました。2023/09/21
たまきら
18
まだまだ続くカロリーヌ熱。このシリーズの楽しさはあちこちに旅行に行くことなんですが、今回はスコットランド!バグパイプを聞いたことのない娘さん、「ん~笙(にほんごであそぼ、で覚えました)と似てるかな」と言ったら「ええ~聞いてみたい!」おじさんがキルト履いてるのを見て「かわいい」と言うので、「日本の高校生の女の子のスカート模様はスコットランドのタータンから来てるんだよ」とトリビアを紹介したら、よくわからないけどツボにはまったみたいで、寝るまで「おじさんの服が高校のお姉ちゃんなんだよ!」と笑ってました。2016/01/07
lovemys
3
フランスらしい、素敵な色味! 寝室の色が果てしなく美しい。みんなで着ているキルトが最高! 魅力的なスコットランドが描かれた素敵な絵本。ネッシーの正体がとんでもないね(笑)2021/01/15