内容説明
ふるものいちで、せいりだなを手に入れたカロリーヌ。そのたなの奥に見つけたのは、なんとまほうのひりょうのレシピ!?さっそく作って畑にまくと、次の朝、びっくりすることがおこりました。それは…。おしゃれでキュートな女の子と楽しいなかまたちがまきおこすハッピーなお話。
著者等紹介
プロブスト,ピエール[プロブスト,ピエール][Probst,Pierre]
1913年、フランスのミュルーズに生まれる。地元の美術学校で絵画を学んだあと、絹織物に下絵を描く仕事を始め、30年代には、リヨンで出版・広告業に携わる。第二次世界大戦中に捕虜となるが、脱走し、再びリヨンで本の仕事を始めた。その後、パリに落ち着き1953年に「カロリーヌの物語」シリーズ(Hachette社)を発表し、絶大な人気を得る。2007年永眠
やましたはるお[ヤマシタハルオ]
山下明生。1937年東京に生まれる。広島県能美島で少年時代を過ごす。京都大学文学部仏文科卒業。すぐれた児童文学を多数発表し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸推奨作品賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『海のコウモリ』(理論社)で赤い鳥文学賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞を受賞。翻訳の分野でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
9
効きすぎた魔法の肥料。まさか生きものにも効果を発揮するとは!何でも過ぎたるは及ばざるが如し。2016/09/21
absinthe@読み聞かせメーター
4
5歳の娘に読み聞かせ。魔法の肥料で野菜を巨大化させてしまうお話です。最近のバイオテクノロジーや遺伝子組み換えの恐怖を連想させて、絵柄の面白さとは裏腹に社会問題に鋭く切り込んでくれた気がする。
lovemys
2
大きな野菜の畑を公園にして、みんなが鑑賞できるようにするなんて、なんてフランスらしいの! なかなか面白い。バスティーユ牢獄に行かなくて良かったね♪2021/01/15
あこ
2
小1の時に出会ったカロリーヌ。今でもカロリーヌとゆかいななかまたちの本を見つけると、ついつい手にとってしまいます。2015/10/04
遠い日
1
090728【読書ノート/ひとことメモ】レトロなアメリカ絵本という印象。2009/07/27