内容説明
手品師のレイと助手ウサギのバニーは息のぴったりあった相棒でね。土曜日にはふたりで街にくりだし、広場で手品をしているんだ。ところがある土曜日、バニーがいなくなってしまった!信じあうふたりにおきたマジック―すてきなすてきなおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
19
手品・マジックに惹かれがちな9歳男児へ。シックなモノクロの絵に唯一 きらきら星のわずかな黄色が素敵に映えている。路上でマジックを披露している手品師レイと帽子兎のバニー。だけど,突然のアクシデントでバニーが街中で迷子に!不安で探し回る…というお話。単純だけど,バニーの不安な気持ちがとても伝わって来て,ハラハラ。そして,2人の優しい心の通い合いに癒される。バニーをギュッと抱きしめるレイに,思わず息子と肩を寄せ合ってホッとした気持ちになった。2017/10/27
ケ・セラ・セラ
18
息のぴったり合った手品師のレイと助手のうさぎバニー。ある日、アクシデントでレイとはぐれ、街のなか迷子になってしまったバニー。挿絵では探すレイの姿があり、ほらここだよ!と言いたくなる。アクセントのキラキラ星と、モノクロの絵が素敵。岡田淳さん訳です。2023/02/04
mntmt
16
モノトーンの絵が素敵⭐️2019/03/07
あおい
14
岡田淳さん訳。手品師のレイと助手ウサギのバギーはいつも一緒の相棒。ある日ふとしたアクシデントで2人は離れ離れに…白黒のイラストの中、星だけ黄色く色づいている。それがヒント。心が温かくなる素敵なお話。2021/07/14
Cinejazz
13
〝手品師のレイと助手の兎のバニ-は、寂れたアパ-トの一室で暮らしている、息のぴったり合った相棒でね。なんだって一緒、いつだって一緒さ。土曜日には、二人で街の広場にくりだし、手品をして見せてるんだ。ところがある土曜日、いつものようにレイがキラキラ星をふりかけて、呪文を唱える。そこでバニ-が帽子から飛び出すはずなのに・・・忽然と姿が消えた!〟・・・街をさまよい歩くレイとバニ-。やがて、お互いを探し歩く夜空の星の下、二人の友情の灯が光り輝く!2024/07/13