栄光への大飛行

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 22X27cm
  • 商品コード 9784776403531
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

初めて飛行船を見たときから、自分も空を飛びたいと思ったブレリオ・パパ。自分でつくった飛行機で何度も飛ぼうとしますが、なかなかうまくいきません。骨を折ったり、あざをつくったり。いつか飛べる日を夢見て…。ドーヴァー海峡を飛行機で初めて渡った、ルイ・ブレリオのお話。コールデコット賞受賞作。

著者等紹介

プロヴェンセン,アリス[プロヴェンセン,アリス][Provensen,Alice]
妻のアリスは1918年、アメリカのシカゴに生まれる。シカゴ・アート・インスティテュートで学んだ後、カリフォルニア大学を卒業。働くようになってからマーティンと出会い、1944年に結婚。その後、子どもの本の挿絵を一緒に描く。1984年に『栄光への大飛行』でコールデコット賞を受賞

プロヴェンセン,マーティン[プロヴェンセン,マーティン][Provensen,Martin]
1916年、アメリカのシカゴに生まれる。シカゴ・アート・インスティテュートで学んだ後、カリフォルニア大学を卒業。働くようになってからアリスと出会い、1944年に結婚。その後、子どもの本の挿絵を一緒に描く。1984年に『栄光への大飛行』でコールデコット賞を受賞

今江祥智[イマエヨシトモ]
1932年大阪生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。教師、編集者を経て、絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など多岐にわたって活躍している。『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(童心社)で小学館児童出版文化賞を受賞。また数々の功績に対して、2008年エクソンモービル児童文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

129
1909年、37分で英仏海峡横断飛行を成し遂げたルイ・ブレリオの伝記絵本。作者のプロヴェンセン夫妻は作品ごとにアプローチを変える芸達者なイラストレーター。本作はモダンで洗練された感性が遺憾無く発揮されたコールデコット賞受賞作品で、その抑えた表情とパワフルなストーリー性のギャップがユーモアとなって、デザイン性と相まって読者を魅了する。今江の負けず劣らず洒脱な翻訳は相性抜群で、時に読み手に直に話しかける調子も様になっている。本作の焦点は偉業の凄さではなく、どんな負傷や障壁もものともしない彼の気概と言って良い。2024/06/23

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

79
パパは不死身だ。パパは諦めない。20世紀が始まった年、フランス人のブレリオ氏は『空飛ぶ機械』に心を奪われます。愛するママと5人の子どもと暮らしていた彼は、自作の飛行機で空を飛ぶ挑戦を開始。いつもあざだらけ、骨を折るのも日常茶飯事な生活にもへこたれない。6年後、ついに『ブレリオ7号』は空を飛びました。次の挑戦は誰も成し遂げたことのない英仏海峡を越えること。『ブレリオ11号』に松葉杖で乗りこんだ彼は、何も見えない霧を切り裂いて『国境の壁』など存在しないことを証明したのです。1984年のコールデコット受賞作。2015/12/26

greenish 🌿

34
初めて飛行船を見たときから、空を飛びたいと思ったブレリオ・パパ。失敗を繰り返し、ついにドーヴァー海峡を大飛行!  ---軽井沢・絵本の森美術館にて読了。 表紙を見た時、ライト兄弟のお話?って思いましたが、実在したルイ・ブレリオ氏の夢への挑戦の物語でした。 飛行機でドーヴァー海峡を渡るという壮大な物語なんですが、ブレリオ・パパの惚けた表情やユーモアたっぷりの訳が、何故だか可笑しみを誘うのです。家族に見守られながら、ついに栄光を手にするパパ、かっこいいぞ! ノスタルジックな絵も、時代の雰囲気があって素敵です。2014/07/17

小夜風

25
【図書館】ドーヴァー海峡を飛行機で初めて渡った、ルイ・ブレリオのお話。今江祥智さんの訳がとても味わい深くて、良かったです♪絵もとてもレトロで、1901年~の雰囲気が出ていて素敵です。実際は命懸けでとても大変なことだったと思いますが、楽しく読めました♪2014/08/06

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

18
ドーヴァー海峡を飛行機で初めて渡った、ルイ・ブレリオの伝記絵本。ちょっとコミカルに描かれていて、「パパ、頑張れ!」とつい応援したくなりました。たくさんの失敗も過ぎてしまえば笑い話になる、そんなポジティブさを感じました。 【1984年 コールデコット賞】(日本で翻訳された絵本)2020/10/04

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