内容説明
ぼくが森の中を歩いていると、とつぜん、かた足がすべて穴の中へ…。そこで出会ったのは、見たこともない服を着て、聞いたこともない言葉を話し、何もかも手づくりしている人たち。いったい、ぼくはどこに来てしまったのか。
著者等紹介
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年にイギリスに渡り、数年後より絵本を作り始めた。ハーウィン・オラム氏とのコンビでつくった『ぼくはおこった』(評論社)でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を受賞。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakanaka
71
石器時代にタイムスリップした主人公の少年が、その時代の人々と生活を共にして当時の生活を体験する内容。石器時代ということで原始的な生活が詳細に紹介されています。私にとって石器時代は知っているようで知らない時代でした。勉強になります。なんとなくゲーム「マザー」を彷彿とさせる絵で私好みでした。2019/05/28
パフちゃん@かのん変更
41
石器時代にタイムスリップした少年。オムと友達になり、大昔の暮らしが身近なものとして感じられる。そしてまた現代に戻った少年は考古学者になった。夢のあるお話。小学生に読み聞かせしたらいいと思います。2013/10/13
Kikuyo
23
きたむらさとしさん「ねむれないひつじのよる」が大好きだけど、こんなタイムスリップものも楽しい。 ある日森を歩いていた少年は穴に落ちて石器時代へ。戻ってみたら「夢でも見たんだろう」と言われ…。 松明にゆれる壁画の動物。石器時代の生活を肌で感じた空間。やがて少年は考古学者へ。夢見がちなふわふわ感が無くて地に足がついた感じが良かった。2019/07/14
芽
16
イギリスと日本で絵本を描く著者。昨年大学に講演に来て頂いたが、このようなタイム・ファンタジーを描かれていたとは知らず、嬉しくなった。素朴で可愛らしい絵に導かれ、大昔の生活を体感。言葉が通じない人たちの想いもぬくもりも、絵ならこんなにも鮮やかに伝えられるのだ。相手が小さい子どもであれば尚更。一万五千年も前だってね、こうやって人は、ごはんを食べて、みんなで笑いあって、夜はねむっていたんだよ。きっと、今わたしたちがいる場所で。そんな風に過去への想像力をふくらませながら、小さい人たちとページをめくってみたくなる。2017/01/29
魚京童!
15
こうやって完結してる人っていいよね。なんか騙されたみたいでさ。私も騙されていたかった。でも気づいてしまった。デーモンにやられているんだと。そうではないにしろなんだろうね、難しいよね。世界って。2016/12/13