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内容説明
今ではどこの家の台所にもある塩。でも、昔はたいへん貴重なものでした。そのため、人びとは時に争い、時に危険をおかして採掘し、時に密輸までしたのです―。「塩」をテーマに世界の歴史をわかりやすくえがいた、興味深い絵本。
著者等紹介
カーランスキー,マーク[カーランスキー,マーク][Kurlansky,Mark]
アメリカを代表する作家のひとり。大人向けのノンフィクションの書き手として、高く評価されている。『鱈:世界を変えた魚の歴史』(飛鳥新社)や、この絵本の元となった『「塩」の世界史:歴史を動かした、小さな粒』(扶桑社)はアメリカでベストセラーとなり、さまざまな賞を得ている
シンドラー,S.D.[シンドラー,S.D.][Schindler,S.D.]
子どもの本のイラストレーターとして、多くの人気絵本を手がけている。フィラデルフィア在住
遠藤育枝[エンドウイクエ]
アメリカ・シモンズ大学で児童文学を学び、現在、京都精華大学で児童文学と英語を教えている。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
115
世界を動かした塩の物語 2008.09発行。字の大きさは…中。塩の物語を書いた大人向けの絵本です。人間にも、動物にも塩をかかせないものです。塩がなければ、人も、動物も生きて行けません。塩は、高価で黄金と交換されていました。塩を支配したものが、富を支配し、王国を作りました。いまは、塩は、安くて科学的に作られますが、昔は、塩は高価で、湖(塩湖)か、地中か地表(岩塩)を掘りました。そして、塩を取れる所が限られていました。中国では、塩を掘っていて天然ガスを発見し、アメリカでは、塩を掘っていて石油を発見しました。→2020/10/28
たまきら
36
著者の家にある塩の塊から話が始まり、壮大な旅の末にまた家で食事を楽しむ子どもたちに戻る…素晴らしい冒険物語です。オカンが夢中になって読みました。塩の作り方と共に、地下にたまった塩と共に出てくる地下資源にも言及されているのが新しい。人間の需要が世界を動かすさまがとてもわかりやすくまとめられていました。…こういうの娘さんと調べる学習したいなあ。2019/06/21
Cinejazz
30
人間(哺乳類)が呼吸や消化に必要な「塩(NaCl)」。今ではどこの家の台所にもある「塩」は、昔は大変な貴重品であった。そのために人は争い、危険を冒して採掘し、密輸までした。この「塩」にまつわる歴史的な推移をテーマに、分かりやすく解説されたヤング・アダルト向けの絵本。…塩は保存食用に使え、古代エジプトでミイラの製造に、塩を精製・運搬する港や街道が造られ、権力者の専売品として金を儲けた…など、興味をそそられる話題が満載で飽きることなく読み終えた。2025/12/03
d2bookdd
30
振り返ってみると、私の学生時代に専攻した技術分野や、会社の成り立ちも、『塩』と縁があります。『塩』にまつわる歴史的なエピソード、興味深く読みました。2024/03/31
とよぽん
26
自然科学と社会科学の双方から塩の歴史を物語るアカデミックな絵本だ。絵が緻密で美しい。いきものにとって、塩がかけがえのないものであるため、それを政治や経済に利用してきた為政者も多々あった。終わりの方に石油が登場したのは意外だった。塩が世界を動かしてきた、という歴史がよく分かる良書。2017/08/04




