内容説明
自動車も電話も電気もないとき、クリスマスはどんな様子だったのでしょう。ヘレンが生まれたのは、そんな時代です。アメリカ北部の農場で７人きょうだいのすえっ子として暮らしたヘレンのクリスマスを、どうぞ、のぞいてみてください。
著者等紹介
キンジー‐ワーノック，ナタリー［キンジーワーノック，ナタリー］［Ｋｉｎｓｅｙ‐Ｗａｒｎｏｃｋ，Ｎａｔａｌｉｅ］
スコットランドの祖先が移住したバーモント州のノースイースト・キングダムに、夫とともに自分たちの手で家を建て、多くの動物たちとともに暮らしている
アゼアリアン，メアリー［アゼアリアン，メアリー］［Ａｚａｒｉａｎ，Ｍａｒｙ］
アメリカのバージニアにある祖先の小さな農場で子ども時代を過ごす。教師を経て、版画によるポスター制作の仕事を始め、のちに児童書の挿絵を手がけるようになる。Ｓｎｏｗｆｌａｋｅ Ｂｅｎｔｌｅｙ『雪の写真家ベントレー』（ＢＬ出版）で１９９９年コールデコット賞を受賞
千葉茂樹［チバシゲキ］
１９５９年、北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書の編集にたずさわったのち、現在は、北海道で翻訳者として活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
わあ、大草原の小さな家みたい…♡開拓時代のアメリカ、厳しくも美しい自然、頼りになるご近所、家族の一員な家畜たち…夢のようなおはなしです。田舎育ちの私は、今でもこういう暮しが一番豊かだと思います。クリスマスのお話としても、アメリカの歴史を感じるものとしても素敵な絵本でした。2024/11/30
小夜風
28
【図書館】作者の祖母ヘレンが過ごした子どもの頃のクリスマスの様子。絵が素敵なので読ませますが、｢ヘレンのようなクリスマスを迎えるには、○○でなければいけません｣という繰り返しに…いや、そんな厳しいクリスマス遠慮しときます…って思っちゃいました。８ヶ月も続く冬…マイナス40度…猩紅熱…それなのに、ここが一番好きな土地と言えるのは、家族や人々の愛に溢れていたからなんでしょうね。2015/01/21
がる
8
素朴だけれど暖かいクリスマス。今シーズン読んだクリスマス絵本で一番好き。2014/12/20
黒猫
3
【図書館本】息子選。作者のおばあちゃんが子どもの頃に過ごしたクリスマスのお話。まだ、車も電気もない田舎で迎えるクリスマス。古き良き時代を知ることができるのはとっても良い。そして、クリスマスイブの星空の絵は思わず息をのんでしまうほどの美しさ。ただ、この本を自ら選んだ5歳の息子の反応はイマイチでした。まだ、ちょっと内容的に難しいかなー。2016/09/21
timeturner
1
ヴァーモント州って零下40度にもなるんだ・・・ぶるるる。2012/12/09
