内容説明
さあ、しゅっぱつだ、というときです。おばあさんが、プラットホームをはしってきます。手助けをしようと、うんてんしのダフィは、きかんしゃをおりました。ところが、ブレーキをかけるのをわすれたのでまっかなちっちゃいきかんしゃははしりだしてしまいました…いろんなのりものが大活躍。世界中で人気のシリーズ。
著者等紹介
ブラスウェイト,ベネディクト[ブラスウェイト,ベネディクト][Blathwayt,Benedict]
学校を卒業後、建築事務所勤務。その後、スコットランドやウェールズの農場に移り、自然保護区で自然を描くアーティストとなる。その経験は、現在の創作活動にも生かされいる。「まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん」のシリーズは、日本を含む七か国語に翻訳され、80万部を超えるベストセラー
青山南[アオヤマミナミ]
福島県生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
22
勝手に走り出した汽車を追いかける、運転士のダフィの大冒険物語。 あらゆる困難を乗り越えてという図式は面白いのですが、どう考えてもスピード的にありえないお話です。 こんなハチャメチャなお話を幼児たちは簡単に受けいれてしまうのですね。 ところで、汽車が勝手に走り出す原因ともなった、乗り遅れそうになったおばあさんは最初のシーンでおしまいでしたが、どうしたのでしょうね。2023/04/21
遠い日
11
「まっかなちっちゃいきかんしゃ」シリーズ。走り出してしまったまっかな機関車を、追いかける!何しろ、走り続ける機関車だもの、とどまることなく追いかける。その息つく暇もないレースめいた展開が楽しい。機関車VSいろんな乗り物という構図もいい。2017/05/02
まみ
9
図書館で知らない子が「これ面白かったよ」と薦めてくれました。運転士を乗せずに走り出してしまった真っ赤なちっちゃいきかんしゃ、それをおいかける運転士。トラックで、ボートで、馬で・・・追いつくかと思ったところでいつも邪魔が入るので、ああ、もうちょっと!がんばれ!と応援したくなります。最後は追いつけて良かったけど・・・これ、実際起こると大問題だぞ。シュッシュッ、シュッシュッ、プウー・・・ウウウ・・・の走行音がリズムを添える。2010/04/13
くまた
8
息子お気に入りシリーズ。機関車の絵が精密に描かれているのでお絵かきのお手本になるようです。赤いボディーがこれまた素敵。2017/09/02
dimsum
2
図書館。赤い汽車が娘の心に響いたらしい。現実にあったらあわや大惨事。それにしてもなんでみんなついてくるんだ。そして追加の自転車はどこから湧いて出たんだ。 そういう無粋なことは考えずに読む絵本。2017/02/20