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海がやってきた

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784776402404
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

朝はやく、やわらかな灰色の霧がまだ空にかかるころ、船長気どりの少年がひとり、海のほうへとあるいていく。うちよせる波、灯台船からきこえる霧笛、浜辺をとびはねるハマトビムシ。少年は一ばんのりの海を探検する…。初夏の海を、少年の目をとおしてさわやかに描いた作品。

著者等紹介

トレッセルト,アルビン[トレッセルト,アルビン][Tresselt,Alvin]
1916年アメリカ、ニュージャージーに生まれる。高校を卒業後、インテリア・デザイナーや、コピーライターを経て、編集者になる。また、このころより子どもの本を書きはじめる。主な作品に『しろいゆき あかるいゆき』(コールデコット賞受賞、BL出版)などがあり、自然を題材とした詩的で美しい作品を数多く創作した

デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー][Duvoisin,Roger]
1904年スイス、ジュネーヴに生まれる。美術学校を卒業し、その後アメリカに移住。息子のために絵本を作ったことがきっかけで、子どもの本の世界に入る。優れた作品を次々と発表し、それらは今も多くの子どもたちに愛されている

やましたはるお[ヤマシタハルオ]
1937年東京に生まれる。広島県能美島で少年時代を過ごす。京都大学文学部仏文科卒業。すぐれた児童文学を多数発表し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸推奨作品賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『海のコウモリ』(理論社)で赤い鳥文学賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞を受賞。翻訳の分野でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

30
図書館本。海の日も近いということで図書館の絵本コーナーには海にちなんだ本が紹介されていた。その中から絵のタッチに惹かれて借りてみました。物語には朝一番の海にやって来た少年のワクワク感が詰まっています。交互にくる青と白と黒で表されたページが爽やかでした。海は眺めることはあっても砂浜にはとんと降りてないなぁ。行ってみようかな。2019/07/13

たーちゃん

22
一番乗りで海に来た男の子。これぐらいの歳の子が一人で海って親としては心配。2022/08/29

ヒラP@ehon.gohon

12
朝早くに海辺を歩く少年のイメージかと思うのですが、それにしてはと違和感が多い絵本です。 砂浜から沖の船のシーンは飛躍しすぎ、朝早く砂浜にすでに大勢の人々が遊んでいるのは不自然です。 少年の想像から成り立っているとしたら、現実感から離れてしまいます。 デュポアザンの絵が好きなだけに、妙に残念でした。2018/07/25

ゆるり

11
海へ行くではなく、海がやってきた。 なるほどね。冒険家は1番乗りが好き。まだうす暗い早朝に出発して。海水浴の人もまだまだ来ない。だんだん潮が満ちてきて、カラフルなパラソルが彩る。男の子の目には、パラソルで新聞を読んでいるおじいさんは、おかしな人に見える。ザッパーン!1番乗りに名前を書く。2022/07/30

なま

4
夜明けの朝一番の海にいったことがありますか?浜辺には海からのプレゼントが届いていたり、誰もいない浜辺の砂浜に足跡を残す経験は?大波小波のアドベンチャー。朝一番の海を堪能できる本。4分2016/11/28

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