動物たちの謝肉祭―サン=サーンスの音楽に誘われて

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24X24cm
  • 商品コード 9784776402367
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

謝肉祭はキリスト教のお祭りのひとつで、「四旬節」と呼ばれる断食期間を前に、思いきり食べたりおどったりして楽しむカーニバルです。1886年、フランスの作曲家サン=サーンスは、オーストリアの小さな町で謝肉祭をむかえていました。このとき、友人がひらいたコンサートのために作った組曲が「動物の謝肉祭」です。この本は、それぞれの曲からイメージをふくらませて、現代の詩人が詩を書き、絵本作家きたむらさとしが絵を描いてできあがったものです。CDに収められている演奏も、この本のために収録され、朗読は翻訳者みずからがおこないました。現代に新しく誕生した絵本版「動物たちの謝肉祭」の世界を楽しんでください。

著者等紹介

きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年にイギリスに渡り、数年後より絵本を作り始めた。ハーウィン・オラム氏とのコンビでつくった『ぼくはおこった』(評論社)でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を受賞。ロンドン在住

四元康祐[ヨツモトヤスヒロ]
1959年大阪生まれ。1991年詩集『笑うバグ』(花神社)でデビュー。2003年『世界中年会議』で第8回中原中也賞候補、第3回山本健吉文学賞受賞、『噤みの午後』(ともに思潮社)で第11回萩原朔太郎賞受賞。ミュンヘン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naomi

12
「題名のない音楽会」で、子どもたちの朗読と、演奏を楽しく聴いた。絵本では、もっといろんな動物たちがいて、楽しく愉快な世界。ピアニスト(人間)の演奏は、他の雄大な音楽と違って、硬くて真面目で面白みがなくて苦笑。3歳児クラスで、2、3曲流してみたら、カンガルーの朗読「とんだり、はねたり、はねたり、とんだり」で、動物好きな男の子が笑って楽しんでた♪2015/03/13

ツキノ

7
サン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」。ライオンの曲をピアノで弾いたことがあり印象に残っている。この組曲、白鳥以外は生前に発表しなかったとは。きたむらさとしの絵と、ロンドン地下鉄の詩プロジェクトの主要メンバーなど13人の詩がコラボ。さらにその朗読と組曲が合わさったCD付という豪華な本。フォントも詩のイメージにぴったりで、CDを聴きつつ眺めて楽しんだ。2017/05/25

にゃこ

3
愉快な楽しい動物たちの世界。雄大な音楽がいいなぁと。2015/09/13

ととろ

1
オーケストラが楽しめ、絵が楽しめ、詩が楽しめるぜいたくな絵本。朗読は訳者自らがおこなっています。思わずネットで曲の解説を調べ、なるほどなあと、2度目を聴いています。2012/02/28

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