内容説明
まちかどでであったいぬとねこ。“みゃあ”とねこがないて、“うぉふ”といぬがほえて、さあ、とんでもないおいかけっこのはじまりです。まちじゅうをいぬとねことがおいかけっこ。はしごをひっくりかえし、だいどころのテーブルをとびこえ、ガラスをつきやぶり、まちのひとたちをまきこんで、おいかけっこはつづきます…。1941年に描かれたクレメント・ハードの傑作。
著者等紹介
ハード,クレメント[ハード,クレメント][Hurd,Clement]
1908年、ニューヨークに生まれる。エール大学で建築学を学んだ後、画家を志し、パリへ渡る。1933年にニューヨークへ戻り、マーガレット・ワイズ・ブラウンに見出されて、絵本の共作を始める。妻のエディス・サッチャーとともに、子どもの本を数多く作った。1988年没
江國香織[エクニカオリ]
1964年、東京に生まれる。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など、受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
37
読み聞かせ(278)本当にとんでもないおいかけっこでした。いいの?ってくらい、ハチャメチャです。さっくり読めます。2016/02/17
keroppi
36
図書館にて。訳は江國香織さん。猫と犬の、ほんとにとんでもないおいかけっこ。街中、大変なことに。でも、なんかノスタルジックな絵柄と色合いが、ほのぼのとした楽しさにしてくれる。2017/11/19
マツユキ
13
周りは大迷惑なのに、オシャレな犬と猫、最後もスマートでした。2023/07/26
おはなし会 芽ぶっく
11
犬と猫が出会ったら…それはもう追いかけるでしょうね(笑)人間たちの迷惑省みずどこまでも。大人が読むと「この後飼い主謝るかしら?弁償するかしら?」と余計なことを思ってしまいそうですが、子どもって純粋に楽しんでますね。2019/08/11
あおい
10
犬と猫の周囲を巻き込んだとんでもないおいかけっこ。2匹が通り過ぎた後ははちゃめちゃなことに!2016/08/20