内容説明
村の宿屋の看板に描かれたマガモは、ある夜、すばらしいひみつを知ります。それは、真夜中のかねが鳴ると、自由に動き回れるというまほうで…。
著者等紹介
アークル,フィリス[アークル,フィリス][Arkle,Phyllis]
イギリス、チェスター生まれ。1959年よりバークシャーのツィフォードにある村に住み、ボランティアや婦人会の活動に積極的に参加する。1997年永眠
ウィリアムズ,エクルズ[ウィリアムズ,エクルズ][Williams,Eccles]
あたたかみのある絵が魅力の画家
飯田佳奈絵[イイダカナエ]
1974年、東京生まれ。アメリカ、モンタナ州の大学でカウンセリング心理学専攻。帰国後、都内児童書専門店、洋書専門店で書店員として勤務。『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』(イースト・プレス)共著、『赤ちゃん絵本ノート』(マーブルブックス)編集、児童書紹介業などを経て、『真夜中のまほう』は待望の翻訳童話第1作目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
4年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】面白そう、と思ってもらえるような短めの本を選書。宿題にはしませんが、「面白かったところ、クライマックス」を読み終えたら考えてね、と紹介しました。 真夜中の12時になると、宿屋の看板に描かれた動物たちが動き出す。どろぼうをやっつけたりとなかなかの冒険、人間のダンは気づき人に話すも誰も信じてくれない…。『 マガモのおどろき / 池のほとりで / 夜の音楽会 / マガモのハラハラドキドキ / モリフクロウの作戦 / 真夜中のできごと 』2021/12/15
ひの
0
真夜中の秘密を知っている一人がいるところが面白い。それが作者?2017/01/09
きゅうりん
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自分で本を読まない小三の息子に読み聞かせ。とても面白かったようで、自分から布団に入り、「早く読んで」とせがまれた。 内容は真夜中になると看板に描かれた生き物たちが動き回り、冒険をするというもの。 2016/05/03
はるる
0
看板の絵が本当は動くなんて凄い魔法ですね。泥棒までやっつけてしまう。面白いお話でした。2012/12/11
バジルの葉っぱ
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夜中の12時の鐘が鳴ると看板に描かれた絵が飛び出して自由に動きまわるのです!かちこちになった体をほぐして。「マガモのおやど」のマガモや「ライオンとヴァイオリンのおやど」のライオン、ユニコーンや人魚まで…。名付けてミッドナイト・イン・サイン・クラブ!朝になり看板に慌てて戻ったときの彼らは違う方を向いてたり尻尾が看板からはみ出してたり、とユーモラス。そしてクラブのメンバーたちで力をあわせてなんと泥棒撃退までしてしまいます。2010/04/21