出版社内容情報
「となりのいもりがやもりをおもり」「かもめがメモかくかみかもね」など、楽しい早口ことばをあつめた絵本。
内容説明
「坊主が屏風にじょうずに坊主の絵をかいた」とか「生むぎ生ごめ生たまご」などのような、むかしからある早口ことばに挑戦して、新しい早口ことばを作ってみました。みんなが楽しめる「ことばあそびの絵本」です。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年愛媛県に生まれる。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍。絵本に『あしたうちにねこがくるの』(講談社/日本絵本賞)、『なぞなぞのたび』(フレーベル館/ボローニャ国際児童図書展賞)、詩集『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社/三越左千夫少年詩賞)など多数
藤枝リュウジ[フジエダリュウジ]
イラストレーター、アートディレクター。広告のアートディレクション、イラストレーションを主に手がけている。’94年世界ポスタートリエンナーレ銅賞受賞。NHK教育テレビ『ハッチポッチステーション』や『クインテット』のアート・ディレクション、キャラクターデザインなど、子ども番組の制作に参画
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
22
リズミカルで、ダジャレっぽくて、楽しい言葉あそび絵本です。藤枝リュウジさんの脱力した絵のおかげで、マッタリと楽しむことができます。 言葉あそび自体は少し高度のような気もするのですが、子どもたちと一緒に遊べるレベルまで、柔らかくされています。2021/07/23
anne@灯れ松明の火
12
遠い方で。友達のおすすめ。石津さんの言葉遊びは本当に楽しい。2017/10/31
退院した雨巫女。
11
《図書館》黙読より、音読がわかりやすい本でした。2011/08/05
遠い日
7
ひらがな、カタカナだけの表記で書かれた早口言葉は、一読すんなりと頭に入ってこない。口を動かしてみてやっとひらがなが漢字に変換され、理解できる。その、タイムラグがおもしろい。そして、強く思ったのは語彙がないと楽しめないということ。それでも、早口言葉のおもしろさは、似たような「音」としてことばを転がすことかもしれないとも思う。子どもたちは、競って口を動かすから。2013/09/28
ととろ
6
あんまり早口言葉にはなってないような。2013/10/15