内容説明
現代とはなにか?社会とはなにか?永遠の昨日たる中世の終焉から現在に至る共同性の変遷を概観し、現代社会の新たな可能性を追窮する骨太の論攷。グローバル化の果て、分断が流行語となったこの21世紀、個々人は無縁社会に向かうのか、それともシステムに隷属するのか。
目次
永遠の昨日と正当性
ルネサンスと自覚のはじまり
主権と近代国家
民主主義と社会契約
資本主義の精神と労働価値説
都市とナショナリズム
公共圏とPR
フォーディズムと豊かな社会
大衆社会と情報化社会
環境問題と消費社会〔ほか〕
著者等紹介
小林正幸[コバヤシマサユキ]
1964年生まれ。北海道出身。法政大学大学院博士後期課程社会学専攻単位取得退学。専門は文化社会学およびメディア論。日本大学法学部、玉川大学リベラルアーツ部などで社会学やメディア論に関する講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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