目次
第1章 されど教授
第2章 犬も美容整形?
第3章 ドンデン返し!
第4章 弁護士の信念ってなあに?
第5章 裁判周辺のさまざまな人々
第6章 どんな法律事務所がいいのかしら?
著者等紹介
麻田恭子[アサダキョウコ]
1952年東京都生まれ。1974年北里大学衛生学部卒業。その後約15年間、海外旅行の添乗員を勤める。1991年立教大学法学部入学、1995年同大学院、故井上治典教授に師事、民事手続法専攻。1998年加地修法律事務所(現在の赤坂溜池法律事務所)勤務。当事者が納得のいく論争または対話ができるよう、弁護士との協働を目指し、現在に至る
加地修[カジオサム]
1947年愛媛県生まれ。1971年中央大学法学部卒業。1976年司法試験合格。1979年弁護士登録(第31期)、東京弁護士会所属。1983年赤坂溜池法律事務所の前身である加地修法律事務所設立。現在にいたる。紛争は裁判のみによって解決されるものではないと考え、依頼者はもちろん、紛争相手方にも納得が得られる交渉による解決を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しかっち
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まるで小説のような事件の数々。現実にあるんですねぇ、こういうこと。そういう驚きだけでなく、法律への問題定義も盛り込まれています。法律が必ずしも公平というわけではなく、人々のためにあるはずがそうではなくなっているものなどがあることを改めて認識させられました。錯覚してしまいがちですが、法律は絶対でもないし、必ずしも護ってくれるものではないのですね。また、弁護士の信念によってやり方がまったく違ったり、得意分野があったりと、弁護士選びがかなり重要であることも学びました。さらに、裁判官の法服が1着しか支給されないな2010/11/11