内容説明
夢を叶えるのに才能やセンスはいらない!仕事にも恋愛にも人間関係にも使える!!
目次
第1章 「相手の気持ちを動かす」技術その1 成功のカギは“pdca”サイクルではなく“rpd”サイクルの「R」!(テレビ業界の豪快マル秘差し入れ伝説;中居くんに、世界に一つだけのプレゼント)
第2章 「相手の気持ちを動かす」技術その2 『すごい準備』を“見える化”する「交渉」は「登山」に似ている!(まさに、奇跡の実写化『天才バカボン』;マツコさんを喜ばせた「差し入れ」とは!?)
第3章 相手の気持ちを動かす『すごい準備』基本編 1冊のノートで人生が変わる!「準備ノート」のつくり方 交渉の「仮想やりとり」シミュレーションを“見える化”(俳優・吉田栄作を口説き落とした方法;日テレに、織田裕二が初登場!)
第4章 相手の気持ちを動かす『すごい準備』応用編 準備ノート式“口説きのメソッド”99%断られない!マル秘8つの法則とは?(会員制・女装クラブに潜入!;10万円争奪!六本木マル秘ナンパ大会;覚せい剤を使用する女子高生を探せ!)
著者等紹介
栗原甚[クリハラジン]
北海道札幌市出身。日本テレビ/演出・プロデューサー。これまで数多くのバラエティー番組を手がける。ドラマ、CM、イベント、WEBで人気連載を抱える等テレビの枠に留まらず、メディアを超えてCreativityを発揮している仕掛け人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
86
日テレ・プロデューサー栗原さんの仕事術。「準備を制する者は、人生を制す」をモットーに、TV企画の肝・理想のキャスティングを実現する、交渉の『準備ノート』を公開する。相手との交渉時に話す言葉でメモするという点は納得。労を惜しまず、記憶に残る差し入れやプレゼントを準備することも素敵だなと感じた。実写化「天才バカボン」や「¥マネーの虎」の制作秘話が面白く、「準備」に関わる名言が載っている点もユニーク。「チャンスは、準備を終えた者だけ、微笑んでくれる」「構えとは、起こり得るすべての状況に対応できる状況である」2023/04/17
とも
73
オーディオブック。相手の心を動かす技術。相手を知り、自分を知る。自分の思いを相手にしっかり伝える。その準備にノートを作成。口説きの戦略をたてる。それを楽しんで行なう事がポイントなのかな。2023/04/16
MI
52
すごい準備とは、相手の心を動かす技術。この本はマネーの虎のプロジューサーが、交渉術や準備ノートの作り方や筆者が、経験から学んだ99%断られない8つの法則が描かれていた。すごい準備とは、相手のことを熟知し、どのように口説けば、相手が承諾してくれるのか。恋人を口説くように、あれこれとプランを練り、①デメリットをメリットにかえる。②前例がないはポジティブ要素③yesマンではなくNOマンに④おもしろいが人の気持ちを動かす。が8つのなかでもとても印象的だった。テレビの裏側とビジネス要素とで読みやすくためになった。2022/08/06
どぶねずみ
47
復習より予習に時間をかけた方がよいと小学生の頃から言われていたことで、大人になった今でもそれは実感する。現実的には次から次へと舞い込んでくる仕事に四苦八苦しながらベストな進め方を模索、ぶっつけ本番ということも少なくない。本書では、プロデューサーという職業の著者からみたその準備についての重要性を伝えているのだろう。番組を作るに当たって、出演者を決めるまでの段取り、調査、ノートのまとめ方は、他業種でも参考になると思った。後半は業界の偏りが強くて、珍体験談にしか感じられず。何するにしてもノート作りって必須だね。2020/02/26
ニッポニア
43
聞き読み。準備に焦点を当てた、テレビプロデューサー日記といった本。エピソードにお馴染みの芸能人が出てくるので興味深く読めました。以下メモ。中居くんの差し入れのレベルがすごい、5000円の弁当100個とか。上田晋也さんは屋台を呼ぶ。天才バカボン実写版のテーマ曲をタモリさんが歌う。構えとは起こりうる全ての状況に対応できる準備である(ブルースリー)。打ち上げは最後よりも途中でやるべき。ノートは真ん中のページから書き始める。気の利いたスピーチの準備は3週間かかる。吉田栄作はハリウッドに挑戦し続けていたかっこよさ。2023/04/14