内容説明
四季折々の旬の食材を使った心にも体にもやさしいお料理が忙しい日常にひとときの癒やしをもたらす。豪華さも過剰な味付けもいらない「引き算のレシピ」。心にも体にもやさしい「まあるい食材」選び。お好みの食材や調味料を「手ばかり、指ばかり、いい塩梅」で使う。
目次
春(甘茶オーレ;甘茶飯 ほか)
夏(高野豆腐のあおさ揚げ;はと麦と豆のグレープフルーツサラダ ほか)
秋(土鍋でお米を炊きましょう;塩むすび ほか)
冬(大豆だし;大豆だしと梅干しスープ ほか)
著者等紹介
野々部利弘[ノノベリコウ]
古刹・金剛院(真言宗豊山派)の第33代目住職。NPO法人ライフデザインを設立し行政とも協働し、近年は在宅医療に向けて訪問看護ステーションや、これからの地域課題を見つめたコミュニティカフェ「赤門テラスなゆた」を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みぃな
9
とても人気ある本らしいです。ただのレシピ本ではないのが、魅力的だからだと思う。「あたりまえ」の反対語は「ありがとう」。「有り難し」ということで、あたりまえと思える日常にあなたを幸せにする『ありがとう』がたくさんあふれていろのかもしれません。なんて響く言葉があちこちにちりばれられているレシピ本なのです。 お粥さんを土鍋で炊いてみたくなった。ゆっくりシンプルに命をいただくのもいいなって思ったし、精進料理とはまた違うようなレシピもある。アップルパイとかね。カレー、ジャムはすぐ真似したい。都内の住職さんです。2018/05/23
books and bookstore
1
季節を感じながら暮らす。これが大事なんだな、と思わせてくれた本。 紹介されるお寺ごはんには、決して普段作らないようなレシピもあるけれど、それ以上に、ずっと引き継がれてきた季節行事から、いろいろなコトに感謝して生活することの大切さ。そんなことを学ばせてもらった。 豊島区にある金剛院のカフェでは、心と体にやさしい料理を提供しているそう。ぜひ、一度訪れてみたいものだ。2018/08/01
みっくん
0
レシピ本というよりは、ご住職のエッセイに近いイメージかなぁ。目新しいレシピがあるわけではないのですが、ほんわかしたくなります。2018/08/04