内容説明
「知の武装」で未知の脅威から身を守る。ポピュリズム、ナショナリズム、新・帝国主義、非介入主義、汎ゲルマン主義、シーパワー、ユーラシア主義、ランドパワー、グローバル化、第三次世界大戦…日本と世界をズバリ先読み。
目次
第1章 これからの日本を知るための教養「ポピュリズム」「ナショナリズム」(共産主義に資本主義、民主主義は「勝った」のか?;アメリカが「世界の警察をやめる」と、日本から米軍が撤退するのか? ほか)
第2章 アメリカの今後を知るための教養「新・帝国主義」「非介入主義」(「資本」と「国家」と「民族」の三つのバランスが崩れると「不安定な世界」になる;トランプの強みは、「理論がないこと」、「矛盾を矛盾と思わないこと」である ほか)
第3章 ヨーロッパ世界を知るための教養「汎ゲルマン主義」「シーパワー」(移民問題で芽生えた「国民」意識が、イギリスをEUから離脱させた;イギリスのEU離脱で、ヨーロッパとアメリカの間に入る「クッション」が失われる ほか)
第4章 ロシア・中国を知るための教養「ユーラシア主義」「ランドパワー」(親ロシア派が国務長官になったからといって、米ロ関係は改善するとは限らないか?;プーチンのまわりの利権集団に利権が落ちる仕組み そのバランスを取るのがプーチンの役割 ほか)
第5章 これからの世界を知るための教養「グローバル化」「第三次世界大戦」(グローバル化と格差拡大の問題は、「戦争」で解決するのか?;経済面では、AI(人工知能)やロボットが格差をさらに広げる ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。在英国、ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課にて主任分析官として対ロシア外交を担う。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年最高裁で上告棄却、外務省失職。現在、執筆、講演活動に取り組む
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県生まれ。60年、岩波映画製作所入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として、「大隈塾」塾頭も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
サトシ@朝練ファイト
to boy
Happy Like a Honeybee
まゆまゆ