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内容説明
ショパン、ベートーヴェン、ラフマニノフ…巨匠たちの名曲を辻井伸行が演奏!!クラシックファンの方にも、クラシック入門の方にも、最適な奇跡の一冊!!
目次
今日の風、なに色?
英雄ポロネーズ
夢
もみの木
スケルツォ第2番
マズルカop.24‐1
水の戯れ
ハンガリー狂詩曲第2番
ピアノ協奏曲第2番:第3楽章
“テンペスト”:第3楽章
著者等紹介
辻井伸行[ツジイノブユキ]
1988年、東京生まれ。2009年6月にアメリカ・テキサス州フォートワースで行われた「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画“神様のカルテ”で「第21回日本映画批評家大賞」受賞
辻井いつ子[ツジイイツコ]
1960年、東京生まれ。東京女学館短大卒業後、フリーのアナウンサーとして活躍。88年に生まれた長男・伸行が生後まもなく全盲とわかり、絶望と不安のなか、手探りで子育てをスタートする。生後8カ月で伸行の音楽の才能を見つけ、プロのピアニストへと二人三脚で歩む。現在は、自身の経験をもとに各地で講演活動を行う。また、2015年4月からTBSラジオ「ミキハウスpresents辻井いつ子の今日の風、なに色?」のパーソナリティも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
68
辻井さんのCD等は結構持っているのだが、つい買ってしまった。お母さんのいつ子さんが10曲それぞれにまつわるエピソードを書いている。ショパンのマズルカでは、ショパンコンクールの二次予選でコンクールでありながら拍手が鳴りやまず4回のカーテンコールがあったことが書かれていた。3階で見ていたいつ子さんが息子を抱き締めたくて、拍手を聞きながら誰もいない石の階段を駆け下りる場面にグッときた。生まれた我が子の目が見えないと知ったときの絶望の描写もあったからこそ。私が大好きなラフマニノフの演奏のことは、またいつか(?笑)2016/07/14