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「殺しあう」世界の読み方

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  • サイズ B40判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784776208716
  • NDC分類 304
  • Cコード C0010

内容説明

帝国主義とナショナリズム、格差と貧困、イスラム国…この世界で私たちは、どう生き残っていくのか?3人の最強論客が「資本主義の暴走」を斬る!

目次

第1章 殺しあいを生む!「格差」と「貧困」が広がる世界の読み方(『21世紀の資本』から何を得るか?;ピケティは、なぜ研究を始めたのか? ほか)
第2章 殺しあいを生む!「資本主義」の読み方(いまマルクスの『資本論』が読まれる理由;『資本論』全3巻を通して理解できる解説書がほしかった ほか)
第3章 殺しあいを生む?「これからの日本」の読み方(マルクス人気は、セカンドオピニオンを求める心理から来ている;新自由主義的なやり方で本当にいいのか、考え直す時期にきている ほか)
第4章 殺しあう!「戦争が起き続ける」世界の読み方(『シャルリー・エブド』襲撃は、言論の自由の問題とはまったく関係ない;ISは、自分たち中心で世界イスラム革命をやる口実を必要としている ほか)

著者等紹介

宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年、京都府生まれ。早稲田大学中退。父は伏見のヤクザ、寺村組組長。早大在学中は学生運動に没頭、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。週刊誌記者を経て家業の建築解体業を継ぐが倒産。半生を綴った『突破者』(南風社、のちに新潮文庫)で衝撃デビューを果たし、以後、旺盛な執筆活動を続ける。近年の主要なテーマは、警察の腐敗追及やアウトローの世界

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。在英国、ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課にて主任分析官として対ロシア外交を担う。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年最高裁で上告棄却、外務省失職。現在、執筆、講演活動に取り組む

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県生まれ。60年、岩波映画製作所入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として、「大隈塾」塾頭も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

29
文句なしにおすすめの一冊。われわれ日本人がいま真剣に向き合うべき現状の課題と問題点がよく整理されている。佐藤優の著書はその溢れ出るような知性ゆえに難解であるが、この本は対談形式という体裁によって実に分かりやすい。視点としては、経済・安全保障・沖縄問題・安倍政権・テロなど、現代日本を読み解くフレーズ満載である。議論をリードするのは、やはり佐藤優。「客観性や実証性を軽視もしくは無視せず、「我々の理解したいように世界を理解するという、反知性主義にとらわれるな」」と、我々の取るべきスタンスを佐藤優は読み手に語る。2017/06/21

wiki

19
読みやすい。過去の事件の基本的な経緯や安全保障の話を大まか知っていれば、この鼎談の内容については様々な視点を学べる。個人的には宮本さんは自ら信念とした考え方を脱しないままでいるような感じ、佐藤さんは外交官的なリアルな視点と分析にかけては本当にキレがある。一番驚いたのは田原さんで、鼎談の進行役という立場であることも影響あるだろうけれど、この年齢で「わからない」とか「どういうことか」と傾聴する姿勢を崩さないのは読者として助かったと思う。かなり楽しくというか、すっきり鼎談を進めることができたのじゃないかと思う。2020/05/04

mari

19
自分の勉強不足を恥じながら読みましたが、左翼には共産党系の理論を掲げた「講座派」とかつての社会党系の「労農派」の2つがあり、日本のインテリの95%は「講座派的」な考えを持っているらしい。丸山眞男は講座派で宮崎学もそう。みんなの大人気(私は嫌いだが)池上彰は労農派、そして佐藤優さんも同じく。そうかぁ~わかっていたこととはいえ基本はみんな左派なのだなぁというのが何だかショックでそれ以後の話はあんまり頭にはいってこず。。。。私は左派は嫌いだ。2015/07/27

緋莢

17
資本主義のアメリカVS社会主義のソ連。“冷戦”と呼ばれた長期間の対立はソ連が崩壊した事で幕を閉じ、世界は平和になると多くの人が思ったが そうはならなかった。「資本主義の暴走」で格差は広がり、イスラム国が台頭し、新たな脅威となっている。「殺しあう世界」に向かっている中、どう向き合い、対処すればいいのか?田原総一郎、宮崎学、佐藤優の3人が語り尽くす。2016/04/02

烟々羅

13
電車のなかで読む本を探して京都の丸善を訪れた。社会問題のベストセラーが一階入り口近く目立つ位置に並んでいて、佐藤優の総花的な解説が読みやすそうだとこの本を手に取った。田原総一郎が司会の対談で宮崎学だと、世間では左翼の本ということになるらしい。京都丸善だからさもありなん、とは思うが。じつは人を右翼・左翼に二分する考え方はよくわからない。四十過ぎてから人の政治的な意見を読むとき思うのは、実現可能で将来破綻しない計画を述べているかどうか、だけだ。 (このあと紹介に3コメント半、わたしの雑感で1コメント半)2015/07/03

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