内容説明
結果を出したい、成功したい、上に行きたい、そういう気持ちが、自分を苦しめる。15歳で家を追い出され、高校時代は居酒屋で生活費を稼ぎ、大卒後はフリーターに。挫折人生から身に付けた、幸せを呼ぶ仕事術。
目次
第1章 私が結果を求めない理由
第2章 結果を求めない仕事術
第3章 上杉流・情報収集術
第4章 上杉流・スケジュール管理術、人脈の広げ方
第5章 好きなことを仕事にする方法
第6章 趣味から学ぶこと
著者等紹介
上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年生まれ。東京都出身。15歳で事実上家を出て、中学時代よりバイトをしながら生活費を稼ぐ。高校、大学在学中から、さまざまな仕事を経験し、鳩山邦夫氏の秘書に。その後、ニューヨークタイムズ紙の取材記者となる。現在はフリーランスのジャーナリストとして活躍。近年は、週刊ゴルフダイジェストの特派記者としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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melon
9
なりたいじゃなくやりたいで仕事を選ぶ自分にとってどんなことが贅沢か幸せかを決める思い通りにいかないことがあることを知る新しいものにはとにかくとびつく聞きたいことはひとつだけに絞るデッドラインを決めないと人間は頑張らない飲み会や会合は顔だけでも出す相手や困っている時こそ連絡する仕事はいつやめても大丈夫という気持ちでやる100人に1人わかってくれればいい。八方美人はダメ。言い続けるとどうにかなったりもする。2014/12/21
tsuyoshi1_48
4
ジャーナリストである著者のユニークな来歴と、そこから導かれた「生き方術」を述べています。肩肘張らない文章ながら、それでいてしなやかな強さが感じられ、個人的に好感が持てます。趣味にもう少し注力してみようかと改めて思いました。ただ頁数の割に値段が高めな印象。文庫ならもっとよかったかな。2010/09/22
yamikin
4
立ち読みでOK。フォロワーは100人程度に抑えよ(TLを追えるから)。ネットはパソコンでやれ(時間取られ過ぎる)。相手が糞真面目ならユーモアを交えよ(ユーモアは最強、これを外国人は活用するのが上手い)。など、けっこう使える話が多い!でも買わなくてよい。2010/09/22
おかでぃ
3
テレビの週刊リテラシーで好きになったのがきっかけで読んだ。幼少期こんなに変わった環境で育っているとは思わなかった。 「八方美人な言葉は誰にも響かない」「辞めても良いという覚悟で仕事する」といったいろんな所から叩かれている上杉さんらしい内容(笑) 終始自分らしさを出していこうよという感じ。タイトルの''結果を求めない''というのは結果にこだわらず自分らしく生きていくことが結局ベストな結果に行き着くと言っているように読み取れた。2016/07/25
Humbaba
3
人と出会える数というのは限られている.それならば,一度あっただけでインパクトを強められるようにするべきである.普段挨拶をされている相手に挨拶をしても,記憶には残らない.しかし,その付き人のような人に挨拶をしたとすれば,そのインパクトは非常に強いものとなる.2010/12/08