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内容説明
ダウン症の息子と母の、笑って泣けて元気になれる物語。
目次
プロローグ 悲しみのなかを、走る…
1章 いちばん以外は、ビリと同じ
2章 私のマラソン人生
3章 人生の負け
4章 人生は勝ち負けじゃない
5章 いちばんじゃなくて、いいんだね
エピローグ 喜びのなかを、走る…
著者等紹介
松野明美[マツノアケミ]
1968年、熊本県生まれ。高校卒業後、ニコニコドーに入社し、陸上部に所属。1987年、全日本実業団対抗女子駅伝に初出場し、12人をごぼう抜きする。これにより一躍注目のランナーとなる。1988年、ソウル・オリンピック1万メートル競技に出場。人の2倍、3倍、それでもだめなら4倍の猛練習をし、数々の記録を残す。引退後、結婚し、2002年、長男・輝仁(きらと)が誕生。翌年、次男・健太郎がダウン症という障がいをもって生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
28
次男が大学病院に通院しているので、いろいろな障害を抱えた子供たちをたくさん見かける。次男が病気じゃなかったら、見なかった光景。今まで知らなかっただけで、障害をもった子供はたくさんいたんだなぁ。松野さんの息子さんはダウン症であり、それをずっと隠していたが、あるときをきっかけにオープンにできるようになる。タイトルどおり、一番じゃなくてもいいんだと気付いた松野さんの姿は素敵で涙が出た。健太郎くんのピュアな笑顔の写真も、可愛くて抱き締めたくなる。2014/04/16
あお
3
後半涙、涙。人生は人との競争じゃない。★★★2014/01/04
あさばー
3
子どもの障がいの需要って、本当に大きな壁。私は、障がいのある人たちと関わる仕事をずっとしてたから、子どもに障害があってもすぐに需要出来るっていう根拠のない自信があった。でも実際は、娘に発達障害があるって分かった時は泣いたし、「なんで?」って思ったので…。 二男の存在を、そこまで否定しなくても…って思ったけど、世界の第一線で勝負してきた人には、私以上に受け入れがたい現実だったんでしょうね…。 松野さんの成長物語。表紙の笑顔が、いつまでも続きますように…。2013/07/29
にいにい
3
「試練は乗り越えられる人に与えられる」的な言葉を良く聞きますが、松野さんこそまさにその人だな、と思いました。今までのイメージと全然違う経験をされていたことに驚きです。正直な人だと思います。ストイックな生き方の中から自分を創り上げることでしか生きられなかった人が、一見誰から見ても不幸な状況から、自分にとっての幸せを見出していく。励まされました。2011/10/16
りんふぁ
2
ダウン症の次男の誕生から小学校入学まで。2010年の出版だから、いまは4年生でしょうか。ひたすら一番しか認めれなかった松野さん。だからこそ次男くんは松野さんのもとを選んだのかな?松野さんの笑顔がとても素敵です。2014/04/16