内容説明
“看取りのケア指針”とは、社会保険神戸中央病院がまとめた、看取りの現場で経験の浅い医師・看護師が対応に困っている問題を集め、先輩医師・看護師が対応事例を示した緩和ケアコミュニケーションマニュアルです。
目次
第1章 コミュニケーションの基本(緩和ケアにおけるコミュニケーション;コミュニケーションの方法;がん患者の悩み―実存的苦悩 ほか)
第2章 患者や家族とのコミュニケーション(緩和ケアの現場におけるコミュニケーション;看取りの場面における患者や家族への対応)
第3章 医療者間のコミュニケーション(医療者間のコミュニケーションの考え方;医療者間のコミュニケーションを深めるための「こつ」―SPIKESを応用して)
著者等紹介
新城拓也[シンジョウタクヤ]
平成8年名古屋市立大学医学部卒業。名古屋市立大学病院脳神経外科入局、同病院研修医。厚生連知多厚生病院脳神経外科。9年名古屋市立大学病院第一内科入局、同病院研修医。10年三重厚生連員弁厚生病院内科。14年社会保険神戸中央病院内科、緩和ケア病棟。19年内科医長。日本緩和医療学会代議員(評議員)
岡田雅邦[オカダマサクニ]
昭和62年京都府立医科大学卒業。京都府立医科大学第二内科入局。平成元年近江八幡市民病院内科。3年京都府立医科大学大学院医学研究科。同年7月米国カンザス大学メディカルセンター研究員。平成7年社会保険神戸中央病院内科。16年循環器科部長、緩和ケア病棟専任部長。18年内科主任部長。医学博士。日本循環器学会専門医
皆本美喜[カイモトミキ]
昭和58年岡山県立短期大学看護科卒業。62年社会保険神戸中央病院(外科、脳外科、内科、産婦人科病棟、放射線科)。平成17年緩和ケア病棟看護科長
向井美千代[ムカイミチヨ]
昭和63年大阪逓信病院附属高等看護学院卒業。大阪逓信病院入職。平成10年川崎社会保険病院緩和ケア病棟。13年日本看護協会認定看護師(がん性疼痛看護認定看護師)認定。18年社会保険神戸中央病院緩和ケア病棟。19年全国社会保険協会連合会社会保険看護研修センター専任教員
山田淳子[ヤマダジュンコ]
昭和63年神戸市立看護短期大学卒業。箕面市立病院入職。平成11年長野県看護大学卒業。13年兵庫県立看護大学大学院修士課程修了。社会保険神戸中央病院緩和ケア病棟。15年リエゾン精神看護師として活動開始。17年日本看護協会専門看護師(精神看護専門看護師)認定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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