内容説明
特別な才能がなくても資産を作ることのできる中長期目線のバリュー投資(生涯パートナー銘柄への投資)とは何か?愛する家族に上手に資産を遺すための世界トップ企業への投資とは何か?本書は、株式投資を志している人たちへの「遺言」です。
目次
第1部 資産を作るための株式投資編(株式投資をする前に知っておくべきこと;中長期のバリュー投資で資産を作る;株式投資で儲けた利益のシフト先を考える)
第2部 遺すための株式投資(資産運用)編(遺すための株式投資;保険について;遺言書の書き方)
第3部 これからの世代に書き残しておきたいこと(これからの投資家たちへの遺言―ここまでのまとめ;株式投資は簡単ではないけど素晴らしい。たくさんの宝物を与えてくれる)
著者等紹介
石川臨太郎[イシカワリンタロウ]
1954年生まれ、2019年没。1985年より株式投資を、1987年よりワンルームマンション投資を始める。仕事のストレスから体調を悪くしたことをきっかけに専業投資家になる。投資法は、中長期目線のバリュー投資。自らのブログを開設し、個人投資家への情報発信も行っている。また、NPO法人イノベーターズ・フォーラムにて、『億の近道』という無料メルマガや、『生涯パートナー銘柄の研究』という有料メルマガを執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵堂
1
投資本はすべからく自伝的な要素を内包しているが、この本に至っては遺言である。2021/12/05
そらパパ
1
投資の情報は少なかったです2020/06/23
ぱんぷきん
0
なぜ年配の方の著者はこうも自分語りのウェイトが多いのか。肝心の投資手法の詳細を知りたいのに、その他の部分が多くて、まるで翻訳本を読んでいるかのような感覚だった。著書の投資法は生粋のバリュー株投資。グロースバリューならともかく、資産バリューは絵にかいた餅状態だと思ってるので、その中でどの銘柄を選ぶべきなのかの銘柄選定法を知りたかったが、そこまで語られてはいなかった。個人的に読んでいて一番良かったのはすい臓がんが発覚するまでの経緯。病気の話題に関心が強いので。投資に関しては著者の他書を読む必要がありそう。2021/10/26
masimasi
0
勝ち逃げスタイルは、参考になりました。2020/08/25
6haramitsu
0
余命宣告を受けていた筆者の想いで内容はシンプルで分かりやすい。■銘柄分析・マーケットが資金を振向けてくれる可能性が高い銘柄をホールドする・現預金+有価証券>時価総額、受取手形+売掛金>負債・バブル化した株を売って割安株にシフト・過去8年間経常黒字か・経常利益or純利益10%以上増益か・ストックビジネスモデルか・シェアNo1強みがあるか■企業分析:事業価値-平均経常利益x5、定性分析:資産価値-バランスシート、定量分析(解散価値)・財務:修正PER(時価総額-現預金-有価証券)/利益、ネットキャッシュ比率2020/06/15
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