内容説明
株式を買い、同じ株式のコールを売るという、米国で最も人気の高いカバード・コール(CCW)について、その基礎から応用まで解説。利益をできるだけ積み上げるためのフォローアップについては、具体例を交えながら、特に詳しく解説。カバード・コールと類似の現金確保プット売り(CSP)についても解説。資金効率に優れているLEAPSダイアゴナル・スプレッド(LDS)についても紹介。
目次
第1章 オプションの概要
第2章 オプションの基礎
第3章 カバード・コール(CCW)について
第4章 現金確保プット売り(CSP)について
第5章 カバード・コール(CCW)と現金確保プット売り(CSP)のエビデンスおよび追加的な事項
第6章 LEAPSダイアゴナル・スプレッド(LDS)について
第7章 まとめ―3本の柱、その補強と修理
著者等紹介
KAPPA[KAPPA]
東京大学医学部卒業。本業は医師。医学の学術論文、著書多数。現在、ファンドマネジャーなど金融のプロの健康管理に携わっている。個人投資家としての投資の研究・実践暦15年。欧米の行動ファイナンス、ファクター分析の学術論文をいち早く日本の個人投資家に紹介した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nori
3
If this is a how-to book for CCW and others, it is not practical. No evaluation with foreign exchange nor concrete simulation. I also expect explanation about Nikkei 225 future mechanism which affects Tokyo spot, but not referring. It is not for me. 2013/10/23
Wyoshi
2
自分がCCを始めたのも、Kappaさんのブログのおかげだし、この人の意見は常にロジカルでためになるので、早速読んでみた。基本的にブログの大ファンなので、本自体はブログの知識を丁寧に解説していることに終始している。もともと、分かりやすいCCのための本だからこれは仕方あるまい。実際日本語で書かれたリーズナブルな値段の初めてのCCの本だと思うが、やはりオプションの知識が全くない人には敷居が高そうな気はする。オプションをしている人にとっては知識の確認には良い。2013/02/15
t04894ty
1
カバード・コールについて分かりやすく解説している。最後にある通り時間的価値は必ず減るので、それをオプションの売りで取るのは良い取引だなと思う。2013/03/02