内容説明
システムトレードの達人が強力な売買システム構築の道筋と要点を指南。「実際に著者自身がゼロから売買システムを作る」という形をとりながら、そのいくつかのキーポイントについて、系統的かつ具体的に解説する。
目次
第１章 システムトレードで利益を上げる７つの心得（大前提と生命線；個別株でシステムトレードをする優位性とは？；順張りか逆張りか？；“聖杯”は必要か？；成功の鍵を握るのは？；利益を残すために最大の難問となるのは？；売買システム構築のポイント）
第２章 アイデアの発想と公式化（売買アイデアの発想方法；公式化とバックテストの要件；日本株と米国株で検証）
第３章 売買ルールの評価と改良方法（実用に耐え得る売買ルールを作るには；売買ルールの基本的な改良方法；パラメータの調整；全体市場判定）
第４章 資金管理（生き残るための資金管理；ナンピンの考え方分散投資の効用と弊害）
第５章 売買ルールの組み合わせ方（ポートフォリオ戦略；パフォーマンス向上のポイント；システムトレードＱ＆Ａ）
第６章 売買ルールの実例（米国株の売買ルール；日本株の売買ルール）
著者等紹介
斉藤正章［サイトウマサアキ］
１９７５年、東京都生まれの個人投資家。システム開発会社でプログラマー兼システムエンジニアとして８年間勤務した後、独立。システムトレード実践用ソフトウェア「システムトレードの達人」の開発者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
11
★★★★★ かなり良い。機械学習で行われているバリデーションチェックやアンサンブル、アルゴリズム間の交絡関係などにも触れておりどちらが先かわかりませんがとてもよく考えられ、まとめられた本だと気づきます。2021/06/22
エリナ松岡
7
最近の暴落では悪者扱いのシステムトレードですが、本書はその勘所を丁寧に教えてくれます。理論だけでプログラムのコード等はありません。著者の教えるシステムトレードの印象は、シンプル、堅実で合理的と言ったところで、バフェットが生まれ変わったら当然のようにシステムトレードやるんだろうなぁなんて思いました。囲碁・将棋界ではAIやコンピュータとの対戦が注目されますが、株式市場こそそれらとの戦いの最前線ではないかと。そうであれば、たとえ自分ではやらないにしても、相手の手の内を知っておいて損はないのではないかと。2018/02/17
turtle
6
ヒント満載。 斉藤さん、ありがとう！2013/03/04
Zing
4
システムトレードのやり方、ポイントをやさしく詳しく書いた本。 アイデアを公式に落とすやり方がイメージできるようになった(気がする) 良書です。2018/06/26
タク
2
この人の本を実行出来るか出来ないか。 それはあるんだけど、全てが良書。
