内容説明
マーセル・リンクは本書のなかで、成功に導くゲームプランの作成と実行方法を示すことによって、読者がトレーダーとして進歩するのを後押しする。本書では、市場が終了したあとにどんなことを検討・決定して翌日のトレードに備えたらよいか、利益を増大させるにはどのように仕掛け・手仕舞い戦略を定めたらよいかが詳しく説明されている。またトレーダーが市場の動きやそれへの対応方法についてのシナリオを作成すべき理由も検討されている。本書を手引きにすれば、適切なトレードの実行に何が必要かがたちどころに明らかになり、その実行過程で資金管理やトレードのルール、ポジション管理がいかに重要な役割を果たしているかが学べるだろう。
目次
だれにも計画が必要
トレードプラン
ゲームプラン
自分自身を知る
トレード戦略
市場に精通する
大引け後
市場が開く前に
シナリオの作成
トレードからギャンブル要素をなくす
仕掛け
手仕舞い
点検と管理
過剰トレードの防止
資金管理
トレードルール
集中と規律
勝つ方法を学ぶ
著者等紹介
リンク,マーセル[リンク,マーセル] [Link,Marcel]
1988年からトレードに従事。始めたばかりのころS&P株価指数オプションで当時の彼としては巨額の600ドルを失った。それ以後、成績は向上した。過去20年間ニューヨーク金融取引所やニューヨーク綿花取引所のフロアで先物をトレードし、商品先物ブローカー会社(リンク・フューチャーズ)を創始し、コモディティ・プール・オペレーターを務め、大手デイトレード会社数社で株式のデイトレードを担当した。現在は独立のトレーダーとして大半の株価指数先物を手掛けている。コンサルティングにも応じ、2008年からセミナーにも力を入れている
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
愛知県生まれ。1972年東京大学文学部言語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。