内容説明
本書は、テクニカル分析のツールを使って売買のより良いタイミングを見つけ、トレードのパフォーマンスを全体的に改善する方法を60年以上にわたってトレーダーや投資家に伝えてきた。1962年に発行された初版は、当時テクニカル分析の理論と使い方を平易な言葉で説明した最初の本として熱狂的に迎えられ、現在でもトレーダーのスキルや経験と関係なく、マーケット関係者必携の1冊になっている。今回の復刻版は、当時のトレードに関するさまざまなヒントや洞察やチャートがそのまま再現されたもので、次のようなこととともに、普遍の真理に裏付けられたテクニカル分析の基礎が今でも有用であることが確認できる。複雑なチャートや図から常識的な洞察を得るための指針。テクニカル分析の謎を解明するためのヒント。チャートにかかわるテーマや用語の分かりやすい定義。いつの時代にも通用するパターンやフォーメーションの例と説明。本書はテクニカル分析の王道と言ってよく、非常に明快で分かりやすい。本書を読めば、株式やFXや先物市場でチャートを見る目が一新され、日々のトレードや投資でテクニカル指標を使って、どんな状況や局面での売買でもベストプライスを見つけるための必要かつ有益な武器になるだろう。
目次
投資家のためのツール
トレンド
支持線と抵抗線
ヘッド・アンド・ショルダーズ
ダブルトップとダブルボトム
ラインとソーサー
V字トップとV字ボトム
メジャードムーブ
コイル(トライアングル)
継続パターン〔ほか〕
著者等紹介
ジラー,ウィリアム・L.[ジラー,ウィリアムL.] [Jiler,William L.]
1934年に兄のミルトンが設立したCRB(コモディティ・リサーチ・ビューロー)社の社長を長く務め、CRBの先物チャートサービスやスタンダード&プアーズのトレンドライン社のチャートサービスの提供を始めた。また、CRB先物指数を開発し、この指数は商品市場全体の価格動向を表す主要な指標となった。現在でも世界の商品価格の動きを測定するための不可欠な指標となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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