内容説明
生涯にわたって使えるトレード力を向上させる知識が満載!株式投資のノウハウに本気で取り組む気持ちさえあれば、リスクを最低限に維持しつつ、リターンを劇的に増やす方法を学ぶことができるだろう。ミネルヴィニは時の試練に耐えた市場で勝つルールの使い方を本書で段階を追って示し、投資成績を向上させて素晴らしいパフォーマンスを達成するために必要な自信もつけさせてくれるだろう。
目次
トップトレーダーのように考えてトレードをするための第一歩
常にトレードプランに従う
すべてのトレードで、まずリスクを考える
期待リターンよりも大きなリスクを絶対にとらない
自分のトレードの真実を知る
間違いではなく、資金を複利で増やす
株式をいつ、どうやって買うか
最適な結果を得るためのポジションサイズ
いつ売って利益を確定するか
並外れた成果を上げるための8つのカギ
トップトレーダーの思考法
著者等紹介
ミネルヴィニ,マーク[ミネルヴィニ,マーク] [Minervini,Mark]
成長株投資のマネーマネジャー
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学・修士(知識科学)。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
山口雅裕[ヤマグチマサヒロ]
早稲田大学政治経済学部卒業。外資系企業などを経て、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taka
30
図書館で目についたので借りてみた。ルールに基づきトレードを行う。リスクとリターンの観点から損切りの重要性。チャートや移動平均から見た上昇トレンドに乗ること。売買のタイミング。メンタルの持ち様などが書かれている。損切りとトレンドに乗ることはやってみたい。2020/02/04
ブック丸
4
前作の「ミネルヴィニの成長株投資法」は銘柄選びや買場分析が中心で幅広く書かれていたのに対し、本書は特にポジションサイズや利食いと損切り等の資金管理を中心に書かれている。しかも具体的な数値を示して複利効果や損失、分散投資のパフォーマンスがどのように働くか明確に示している。高リスクと思われがちな成長株投資で、ミネルヴィニの投資法はリスクは低い。本書はは前作同様何度も読むに値する。そして、そろそろ色々な本を読むのは辞め、特定の手法に焦点を合わせ定着させたい。自分にオニールとミネルヴィニの手法が合っていると思う。2021/05/30
朝乃湿原
3
成長株投資法よりも読みやすく、実践しやすいトレードの原則が書かれてある。順張り投資法としてはミネルヴィニ氏のやり方が非常に合理的であると個人的に思う。投資の基本を抑えるために、何度も再読すべき書籍であろう。2022/01/23
一休
2
久しぶりに再読。2025/04/20
sab
2
銘柄選択に焦点を当てた成長株投資法よりも、ポートフォリオ管理に主眼が置かれており、早速実行できることばかりである。中でも課題感があったのが利食いで、「損切りは素早く利食いはゆっくり」を心がけているものの、含み益が萎んでいく様を見るのは忍びないと感じていた。40%上げる銘柄を3つ探すより、10%上げる銘柄を12探す方が簡単である、と氏は記述しており、思っていた以上に細かく利食いをしていることが読み取れる。2022/05/17