内容説明
「損をして、得を取る」オーストリア学派の道教的迂回戦略。
目次
第1章 道教の賢人―クリップパラドックス
第2章 松ぼっくりのなかにある森
第3章 勢―異時的戦略
第4章 見えるものと見えざるもの―オーストリア学派の源
第5章 迂回路―起業家の回り道
第6章 時間選好―人間の弱さを克服する
第7章 市場はプロセスである
第8章 恒常性―ゆがみのなかで均衡を求める
第9章 オーストリア流投資法1 ワシと白鳥―ミーゼス流でゆがみを探る
第10章 オーストリア流投資法2 ジークフリート―ベーム・バヴェルクの迂回を利用する
エピローグ―北方林のシス
著者等紹介
スピッツナーゲル,マーク[スピッツナーゲル,マーク] [Spitznagel,Mark]
株式のテールヘッジング、つまり極端な株式市場の下落から利を得る手法に特化した投資顧問会社のユニバーサ・インベストメンツの創業者兼社長。CBOT(シカゴ商品取引所)で最年少の債券ピットトレーダー、モルガン・スタンレーの自己売買部門のトップを務めるなど、20年以上のトレードキャリアを持つ。1999年には『ブラック・スワン』の著者であるナシーム・タレブが立ち上げたエンピリカ・キャピタルに加わった。カラマズー大学で学士を、ニューヨーク大学(クーラント数学研究所)で修士を修得している
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学・修士(知識科学)。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
藤原玄[フジワラゲン]
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。情報提供会社、米国の投資顧問会社在日連絡員を経て、現在、独立系投資会社に勤務。業務のかたわら、投資をはじめとするさまざまな分野の翻訳を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読人
Darbytime
j080279