目次
第1章 過去から学べること
第2章 「周辺情報利用法」から分かること
第3章 何を買うべきか―株について調べるべき一五のポイント
第4章 どんな銘柄を買うべきか―自分のニーズに合う株を買う
第5章 いつ買うべきか
第6章 いつ売るべきか―そして、いつ売ってはならないか
第7章 配当金をめぐるさまざまな言い分
第8章 投資家が避けるべき五つのポイント
第9章 ほかにも避けるべき五つのポイント
第10章 成長株を探す方法
第11章 まとめと結論
著者等紹介
フィッシャー,フィリップ・A.[フィッシャー,フィリップA.] [Fisher,Philip A.]
1928年から証券分析の仕事を始め、1931年にコンサルティングを主としたフィッシャー・アンド・カンパニーを創業。現代投資理論を確立した1人として知られている。大学などでも教鞭を執った
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学・修士(知識科学)。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
井田京子[イダキョウコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
55
60年前の執筆だが、技術的進化に伴う色褪せは否定せずも、論旨の骨格は現代にも通ずる。忍耐と市場の欺きを念頭に、時間/意思/判断力。資金はあくまで余剰金。しかも最後は「運」!加えて、買値の僅かな差への固執や損切りなど、”エゴ”の弊害は同感。というか図らずも、悲しくも実体験済み。一方、”投資家の意見”の件はYES/NO。精査し、自身の軸に沿った、心に響く内容を集約して、軸を太くしていく印象かな。まぁ、表題の”普通ではない”が私には当てはまらないだけでしょうね。因みに冒頭のご子息の”序文”は、流石に長すぎです。2018/08/06
コダマ@ようやっとる!
14
株を買うならいい会社だよね。ならいい会社ってどうやって見つける?と言うところに重点を置いて書いてある本。具体例も多く例え話も分かりやすい。グレアムって人の「賢明な投資家」へのツッコミ&補足みたいな印象。初心者が読んでも大まかな部分は理解しやすい。2019/06/30
moto
4
ウォーレン・バフェットが絶賛していたフィリップ・A・フィッシャーの本になります。 前半の息子の前書きが非常に長く、フィッシャーの人柄をしるのには良いですが、あまりにも長すぎるという印象を持ちました。 投資方法については時代を感じますが、考え方は参考になります。ただ、定性的な選び方が多いため、個人で真似するのは難しいですね。2019/06/22
Jack Amano
3
もう何回目かになりますが、毎回、発見があります。今回、とても印象的だったのが、ケン・フィッシャーの「まえがき」と「父について」。過去この本を読んだ時には、この部分をおそらくスキップしていたからだろう。3つのW(Working,Worrying,Walking)をこよなく愛した人も、次第にそれが出来なくなっていく。その過程が生生しく、「老い」というものを考えさせられた。これはこの本の本旨ではない。8章・9章の投資家が避けるべきポイントは、個人投資家には特に重要。2023/08/25
gokuri
3
歴史的投資教科書 投資手法について、特に銘柄選択の具体的なぽイントを述べ周辺情報及び経営者インタビューなどにより投資を行うようにアドバイスしている。 長期投資を前提とした株価上昇を成果としており、これから資産を築こうとしている投資家向け。 理解して実行しようとしても、買うタイミングよりも売るタイミングのほうが数段難しい。(基本は長期保有だから) 前書きと次男によるエッセイ?は著者の人となりを知ることができ、読み物として楽しむことができた。2023/01/30
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