内容説明
プロのスキャルピングの世界をFXトレーディングの初心者でも分かりやすく掘り下げて紹介した手引書。日中のトレード戦略を詳細につづり、多くの70ティックチャートとともに読者をスキャルピングの世界に導いてくれる。
目次
第1部 スキャルピングの基本(通貨トレード;ティックチャート;仕事としてのスキャルピング;目標値とストップと注文;確率の原則)
第2部 仕掛け(セットアップ;DD―ダブル同時線ブレイク;FB―ファーストブレイク;SB―セカンドブレイク;BB―ブロックブレイク;RB―レンジブレイク;IRB―インサイドレンジブレイク;ARB―アドバンストレンジブレイク)
第3部 トレード管理(転換点のテクニック)
第4部 トレードの選択(不利な状況)
第5部 資金管理(トレードサイズ;注意事項)
著者等紹介
ボルマン,ボブ[ボルマン,ボブ][Volman,Bob]
1961年生まれで、自己資金のみを運用している独立系のトレーダー
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、大手運用会社勤務
井田京子[イダキョウコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
3
あまたあるトレード手法を引き算すればプライスアクションが残り、トレード時間を引き算すれば短時間取引するスキャルピングになる。著者はユーロドル、ティックチャート1枚で指標は20EMAだけで10pipsを目標設定し、ファンダメンタルや外部情報を一切排したトレードスタイルで市場に挑む。エントリタイミングを7タイプに分けて安易なエントリを避け、セットアップに時間をかけるこのミクロ戦略は、単なる技法に留まらない。本書は逐次的に流れる時間に生きるトレーダーに、過去も未来も同時に経験する市場の時間への参入法を教える。2017/11/09
まるみ
2
良本。勉強になった。2015/08/29
STEM読書会
1
わかりにくくて読む気失せた。「○○なこともある」ばかりで事実上情報がないのではないか2022/03/31
Kanzaki
1
スキャルピングというより、スイングだなと思いました。参考になった。2014/01/31
oko1977
1
10pipsの利食いを目標にした超短期トレードの指南書。ほとんどがそのエントリーポイントの判断について割かれている。すべてブレイクアウト手法。一瞬で的確な判断をする必要があるので、用意をしておく習慣を身につけるの勉強と割り切ってトレードするのもよいかも。エッジをプライスアクションだけ(指標はEMA20のみ)で捉える心理的・確率的優位性を根拠とした説明は、自らのマーケットを探す指標となるだろう。勝ち負けより大切なのは根拠というところ、長年実売買をされてきた重みを感じた。2013/06/17