内容説明
住んでいる国も、取引している銘柄も、その手法もさまざまな16人のトレーダーの部屋へご案内しよう。各章のはじめに、トレーダーの背景とトレード手法を紹介する。そして勝ちトレードと負けトレードをひとつずつ紹介し、その根拠となったチャートのシグナルについて説明する。仕掛けのチャートを見て、皆さんはそのトレード結果(勝ちか?負けか?)を判断する。次のページには手仕舞いの説明が続き、トレード結果が判明する。その後、エルダー博士がそのトレードについて分かりやすく分析・解説する。そして最後に、インタビューで感じた重要なテーマを取り上げて締めくくる。
目次
シェリ・ハスケル―物事を見る論理的な目
フレッド・シュツマン―コンピューターを自在に操るトレード術
アンドレア・ペローロ―チャートの奥義とは簡潔、明瞭、整頓
ソハイル・ラバニ―規律正しい損失管理
レイ・テスタ・ジュニア―一貫したアプローチをとる
ジェームズ・(マイク)・マクマホン―不利をバネにする優秀なエンジニア
ジェラルド・アペル―好機を探る確かな目
マイケル・ブレンケ―正しい行動を繰り返す
ケリー・ラボーン―スクイーズプレー
ダイアン・バファリン―ハイヒールを履いて後ろを向いたまま、フレッド・アステアと同じように踊る
デビッド・ワイス―現実に即した価格・数量モデル
ウィリアム・ドーン―土台が大きいほど、ビルが高くなる
ピーター・タタルニコフ―マーケットを分析する人を分析する
ダミール・マフムードフ―ファンダメンタルズからテクニカルなシグナルを読み取る
パスカル・ウィレン―エフェクティブボリューム
マーティン・ナップ―次回は成功させよう
著者等紹介
エルダー,アレキサンダー[エルダー,アレキサンダー][Elder,Alexander]
ニューヨークを拠点とするプロのトレーダー。トレーダーたちの間で名著とされている『投資苑』と『投資苑がわかる203問』の著者でもある。『投資苑2』は、2002年バロンズのブック・オブ・ジ・イヤーに選ばれている。レニングラードに生まれ、エストニアで青年期を過ごす。16歳の若さで医学部に進学し、23歳のとき、船医としてアフリカに立ち寄った際に逃亡を企て、アメリカに政治亡命。亡命後も精神分析医としてニューヨークで開業し、コロンビア大学で教鞭をとる。精神分析医としての経験を生かし、トレードの心理学について独自の見解を持つ
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
岡村桂[オカムラカツラ]
青山学院大学国際政治経済学部(国際金融専攻)卒。保険会社、電機メーカーなどを経て、現在はフリーランスで翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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