内容説明
本書は、35人のスーパートレーダーたちが大損失を喫したときに、それに真正面から対処した姿を描いている。
目次
ビル・ビーチ
スティーブ・L.ミラー
ウォルター・ブレサート
トニー・サリバ
テレサ・ロー
ラリー・ローゼンバーグ
チャーリー・ライト
マートン・フェルドシュタイン
ハワード・モールマン
アドリエンヌ・ラリス・トグレー〔ほか〕
著者等紹介
コリンズ,アート[コリンズ,アート][Collins,Art]
CBOT(シカゴ商品取引所)の会員で、ほぼ20年にわたってメカニカルシステムの開発を手掛けている。パートナーとともに、1997年にトレードを開始したメカニカルなS&Pシステムにより数百パーセントの収益を生み出した。ノースウェスタン大学卒業。コリンズは長年、風刺的ロックバンド、クリーニング・レイディーズのギタリスト兼作詞作曲者も務めている
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
愛知県生まれ。1972年東京大学文学部言語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チダ(uy1)
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冒頭、損しない唯一の方法はトレードしないこと、との文。利を得たければ、虎穴に入るが如し。損つまりトレードの災難は不可避。負けて損しても、糧として学び、再度厄災が来ても適切対処して、敗者にならないための、プロ35人からの体験談まとめ。自己規律とかいう言葉があるけれど、いかに上手く負けるか、ということを改めて感じます。利少損大の自分の反省。2017/06/04
もりけい
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リーマンが破綻し、アメリカで金融再生法の成立が難しいという状況で 金融システムは崩壊しかねない状況。 ということで大損失を被ったトレーダーの話を読もうかと思ったのですが、 どうして被ったのかというのは書いてありますが、どうやったら損失を 防げるのかということは書いてありません。 「トレードで成功するには生活全体のバランスを保つことが不可欠である。」 「一つの見方に固まるな。損切りは素早く。」 結局こんなところでしょうか。2008/10/05
oko1977
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トレードの避けられない損失。一流でも味わうが、対処の仕方を知った。 ・損失だしたら贅沢したり休んで精神を落ち着かせてから相場に臨むことで、さらなる損失を防ぐ。 ・損失を出したら建て玉を小さく。 ・冷静にビジネスライクに行う。金額の大小で一喜一憂しない。金を目当てにしない。良いトレードを継続することを目標にし、それに満足を覚える。 ・良い睡眠、良い食事、良い人間関係で健康を保つ。時間と成績は比例しない。 ・損切りは早く。損失は必要なことを理解し、損失を愛する。2013/02/20
みーふぃ
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負けた人達のおはなし。
葵堂
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登場人物ほぼ全員先物トレーダー。 失敗の理由は大別するとレバのかけすぎと体調不良。 文章が読みにくく実質的には自慢話のオンパレード。 2022/11/28