内容説明
本書は一四人の一流トレーダーとのインタビュー集である。
目次
ロバート・パルド
チャーリー・ライト
ラリー・ウィリアムズ
ルイス・ルカッチ
キース・フィッチェン
ウェイン・グリフィス
トム・デマーク
マイク・ディーバー
ボー・サンマン
ビル・ダン
トム・ウィリス
ジョン・ヒル
マレー・ルジェーロ
ゲーリー・ハースト博士
著者等紹介
コリンズ,アート[コリンズ,アート][Collins,Art]
壊滅的な市場の混乱をトップトレーダーがどう乗り越えたのかを描いた評判作『ホエン・スーパートレーダーズ・ミート・クリプトナイト(When Supertraders Meet Kryptonite:スーパートレーダーがクリプトナイトに出合うとき)』の著者である。また、CBOT(シカゴ商品取引所)の会員で、ほぼ20年にわたってメカニカルシステムの開発を手掛けている。パートナーとともに、1997年にトレードを開始したメカニカルなS&Pシステムにより数百パーセントの収益を生み出した。ノースウェスタン大学卒業。長年、風刺的ロックバンド、クリーニング・レイディーズのギタリスト兼作詞作曲者を務めている
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
愛知県生まれ。1972年東京大学文学部言語学科卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいけい
10
2023年8月10日(木)読了。初読。14人のトレーダーへのインタビュー。システムトレードを採用しているとはいえ、その手法や考え方に微妙に違いがあることを教えられた。具体的な手法の記述は少ない。リスクを抑え利益を上げようとするのは皆同じ。そのためにシステムのサインに完全に従うか裁量を交えるか各々違う。またそのための手段も異なる。だが注意すべき点は共通するものが多く参考になる。システムトレードのルールと検証の注意点を学ぶ参考になる。市場ごとにルールを変えるか同じルールを違う市場で使うか各トレーダーで異なる。2023/08/10
シエナ
2
全面的に同意しかない。システムトレードする人は同じような体験をして・同じ考えを持っているのだと思った。2024/01/08
yamaaki
2
HFT(High Frequency Trade)全盛の時代にかなり古臭い印象がある。職業として組織に所属して行うような人ならば、歴史を学ぶ意味で参考にできると感じた。ましてやこれからは人工知能の時代、我々一般人は遊びの一つと認識すべきだろう。ただし、やるやらないは個人の自由。相場の肥やしが存在しないとプロも稼げないだろうし。2016/04/18
本郷喜千
2
システムトレードを行うトレーダーが最低限抑えておかなければならない思考回路を凝縮した一冊。3回目ぐらいの読了。ストラテジーはシンプルでいい、リスクマネジメントとポートフォリオが重要であることが強調されている。2014/03/04
もさ
2
やはり裁量トレードで勝っている人は、天才か死ぬほど訓練している人かすごく運のいい人か、または勝ってるフリをしている人しかいない気がします。最適化、ポートフォリオ全体でのマネーマネジメント、やっぱりトレンドを追う等かなり参考になりました。2012/03/04