内容説明
20世紀最大の投資アドバイザー、ベンジャミン・グレアムは世界中の人々に投資教育を施し、インスピレーションを与えてきた。グレアムがその「バリュー投資」哲学―投資家が大きな過ちから身を守り、長期的な戦略を立てるよう導くもの―を明らかにした『賢明なる投資家』は、1949年に初版が出版されて以来、株式投資のバイブルとなっている。グレアムの投資戦略の英知は、長年の市場の動きによって証明されている。この改訂版は、グレアムの原文を完全な状態で残し、著名な金融ジャーナリストであるジェイソン・ツバイクが今日の市況を視野に入れつつ新たな注解を加え、グレアムの挙げた事例と最近の事例とを対比させる形をとっており、読者がグレアムの原則をどう応用したらいいのかがより深く理解できるようになっている。
目次
第11章 一般投資家のための証券分析
第12章 一株当たり利益に関して
第13章 上場四企業の比較
第14章 防衛的投資家の株式選択
第15章 積極的投資家の株式銘柄選択
第16章 転換証券とワラント
第17章 特別な四社の例
第18章 八組の企業比較
第19章 株主と経営陣―配当方針
第20章 投資の中心的概念「安全域」
著者等紹介
グレアム,ベンジャミン[グレアム,ベンジャミン][Graham,Benjamin]
1894~1976年。バリュー投資の父と呼ばれ、大成功を収めた今日の多くのビジネスマンにインスピレーションを与えてきた
ツバイク,ジェイソン[ツバイク,ジェイソン][Zweig,Jason]
『マネー』誌のシニアライター、『タイム』誌の優れたコラムニストであり、アメリカ金融史博物館の管財人でもある。以前は『フォーブス』誌のシニアエディターも務めていた。1987年以降は投資関連の執筆活動に専念している
増沢和美[マスザワカズミ]
山脇学園短期大学英文科卒業。損害保険会社で役員秘書業務に従事後、自宅で翻訳を行う
新美美葉[ニイミミワ]
1992年早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。出版社に2年半勤務した後、フリーのライター兼翻訳家になる
塩野未佳[シオノミカ]
成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科卒業(フランス史専攻)。編集プロダクション、大手翻訳会社勤務の後、クレジットカード会社、証券会社等での社内翻訳業務を経て、フリーランスで英語・フランス語の翻訳業に従事。経済、ビジネスを中心に幅広い分野を手掛けている
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感想・レビュー
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