内容説明
「古典」―この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。本書はベンジャミン・グレアムをウォール街で不滅の存在にした不朽の傑作である。ここで展開されている割安な株式や債券のすぐれた発掘法にはいまだに類例がなく、現在も多くの投資家たちが実践しているものである。第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアムとドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。
目次
第1部 証券分析とそのアプローチ
第2部 確定利付き証券
第3部 投機的な性質を持つ上位証券
第4部 普通株の投資理論
第5部 損益計算書の分析と普通株の評価
第6部 バランスシートの分析―資産価値の意味合い
第7部 証券分析の補足的要素―価格と価値の矛盾
著者等紹介
グレアム,ベンジャミン[グレアム,ベンジャミン][Graham,Benjamin]
「現代の証券分析の父」と言われ、ウォール街で新時代を画した人物である。「バリュー投資スクール」の創始者として、グレアムはウォーレン・バフェット、マリオ・ガベリ、ジョン・ネフ、マイケル・プライス、ジョン・ボーグルといったその後の多くの伝説的な投資家たちに大きな影響を与え続けてきた。ニューヨーク市で育ち、コロンビア大学を卒業した
ドッド,デビッド・L.[ドッド,デビッドL.][Dodd,David L.]
コロンビア大学証券分析学部助教授を務めていた
関本博英[セキモトヒロヒデ]
上智大学外国語学部英語学科を卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の翻訳に従事
増沢和美[マスザワカズミ]
山脇学園短期大学英文科卒業。同年より5年間、損害保険会社にて役員秘書業務に従事。現在は自宅で翻訳を行う
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感想・レビュー
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baboocon
帯長襷
sab
たこ焼き
naz
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- もしも歌がなかったら