フェニックスシリーズ<br> ドレスコード―ファッションに隠されたメッセージ

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フェニックスシリーズ
ドレスコード―ファッションに隠されたメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 548p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775942666
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0098

内容説明

宮廷と修道院、革命と公民権運動、娼婦と淑女、ギャングとセレブ。「階級・性差・貧富」を表し、固定するものとしてドレスコードは機能していた。そしてフランス革命後の「国家と個人の誕生」とともに、服装は自由と平等を実現し、一人ひとりの個性を表し、格差を破壊するものになる―はずだった。それにもかかわらず、アメリカの高校は現在も服装規定を増やし、レストランは髪型を理由に従業員を解雇する。「流行なんてどうでもいい」とTシャツを好むIT起業家たちは「ファッションに無関心という最新の流行」に夢中になっている。ドレスコードに隠されたメッセージは形を変え、今なお生きているのだ。スタンフォード・ロースクール教授が、階級、性差を表す「暗号」だった歴史的なドレスコードを読み解くとともに、人種、ジェンダーの平等をめぐる戦いの粛で、服装がどのような役割を果たしてきたのかを考察する。過去と現在を探り、未来を捉える意欲作。

目次

第1部 ステータスシンボル(地位の記号化;自己成型;信仰の印;性的象徴)
第2部 豪華から上品へ(男性による華麗な衣装の放棄;表現方法と地位;性別と簡素;合理服運動;フラッパーのフェミニズム)
第3部 パワー・ファッション(流行の奴隷;ボロ服から抵抗へ;腰パンと服従)
第4部 政治と個性(女らしい装い方;異性装と性の境界線;宗教とドレスコード)
第5部 仕立て直された期待(ブランドとマーク;偽物と文化の盗用;ドレスコードを解読する)

著者等紹介

フォード,リチャード・トンプソン[フォード,リチャードトンプソン] [Ford,Richard Thompson]
スタンフォード大学ロースクール教授。法律、社会問題、文化的テーマ、人種関係についての記事を、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、サンフランシスコ・クロニクル紙、CNN、スレート誌に寄稿してきた。ニューヨーク・タイムズの「今年の注目図書」に選ばれた『The Race Card(人種のカード)』『Rights Gone Wrong(堕落した権利)』の著者。テレビ番組コルベア・レポー、レイチェル・マドー・ショー、ディラン・ラティガンに出演。アメリカ法律協会会員。全米作家協会理事。本人も驚いたことに、2009年のエスクァイア誌ベスト・ドレスド・リアル・マン・コンテストの25名の準決勝進出者のひとりに選ばれた。妻マーリーンとふたりの子ども、コールとエラとともに、サンフランシスコに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くさてる

22
知っているようで知らない、理解しているようで理解してない。あまりにも身近すぎて意識したこともないような例から、王侯貴族や有名人の特殊な話まで。身につけるもの、髪型、洋服をどう選ぶか、どう着るか、そしてそれによってどんな影響がもたらされるかを、歴史的、文化的に広く考察し、紹介したもの。厚い一冊でしたが、ファッションという文化を考えるうえでもとても面白かった。2024/07/03

ウラー

0
p80~「ピアス」ピアスがキリスト教にとっての虚栄の証とされ、ユダヤ教徒識別の印とされ、それにも関わらず最後はステータスシンボルとなる流れは、ファッションのもつ魅力を示している。p143「裁判官から「見えない」存在」かつらをせず(つまりドレスコードを守らず)に法廷に出た弁護士に対して、裁判官は「見えない」と伝えることでドレスコードの違反を指摘した。イギリスらしい伝え方ではないか。コメントに続く2022/05/19

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