内容説明
本書は、各地に残る資料に基づき、史実を再現している。4人の主要人物の人生を通じて、海賊の黄金時代を語っていく。3人は海賊だ。“ブラック・サム”ことサミュエル・ベラミー、“黒ひげ”ことエドワード・サッチ、そしてチャールズ・ヴェイン。最後にウッズ・ロジャーズ。バハマ諸島に平和をもたらすべくイギリス国王から送りこまれた男である。海賊共和国の誕生から衰退を順番に紐解いていこう。魅力あふれる史実と物語が広がっている。
目次
プロローグ 海賊の黄金時代
第1章 伝説(一六九六年)
第2章 海へ(一六九七年~一七〇二年)
第3章 戦争(一七〇二年~一七一二年)
第4章 和平(一七一三年~一七一五年)
第5章 海賊集合(一七一六年一月~六月)
第6章 沿岸の同胞(一七一六年六月~一七一七年三月)
第7章 ベラミー(一七一七年三月~五月)
第8章 黒ひげ(一七一七年五月~十二月)
第9章 恩赦を求めて(一七一七年十二月~一七一八年七月)
第10章 瀬戸際政策(一七一八年七月~九月)
第11章 海賊狩り(一七一八年九月~一七二〇年三月)
エピローグ 海賊の終焉(一七二〇年~一七三二年)
著者等紹介
ウッダード,コリン[ウッダード,コリン] [Woodard,Colin]
歴史家、ジャーナリスト。ポートランド・プレス・ヘラルド紙の記者。同紙の調査報道でジョージ・ポルク賞受賞。その他、スミソニアン、エコノミスト、ワシントン・ポスト、ガーディアン、クリスチャン・サイエンス・モニター、ポリティコなど、国内外の多くのメディアに寄稿している。メイン州ミッドコースト在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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