内容説明
著者のパトリック・レンシオーニによれば、ダメな会議の最大の問題は、あらゆる問題を1つの会議で議論しようとすること。それでは誰にとっても無駄で、不満の残る会議にしかならない。しかも多くのリーダーは、会議を円滑に進めようとするあまり、適切な議論に不可欠な意見の対立を排除しようとしてしまう。本書が提唱する「4つの会議」では、頻度や場所、議題の範囲、議論の進め方など、すべてを目的にあった最適な形で実行する。これにより、驚くほど退屈で無駄だった会議が、熱のこもった集中的な議論が展開される理想の会議へと変貌していく。そして、ビジネスの生産性は格段に上がり、組織に活力が生まれ、業績の向上へとつながっていくのだ。本書では、会議と格闘するある経営者のストーリーを通して、会議と組織がどのように変わっていくかをドラマチックに紹介する。それは、あなたの会社にも起こりうる奇跡だ。
目次
物語(回想;転機;主役;行動;解決)
実践(会議のパラドックス;エグゼクティブサマリー;問題1 ドラマの欠如;問題2 組み立ての欠如;4種類の会議;最大の障壁―「会議が多すぎる」という神話;会議について、最後に思うこと)
著者等紹介
レンシオーニ,パトリック[レンシオーニ,パトリック] [Lencioni,Patrick]
経営陣の強化と健全な組織運営を専門とする経営コンサルティング会社、ザ・テーブル・グループの創設者兼社長。著書多数。妻と4人の息子とともにサンフランシスコのベイエリア在住
小谷力[オダニツトム]
英語翻訳者。国際基督教大学卒業後、シカゴ大学大学院で政治学博士号を取得(国際政治学)。国際ビジネスコンサルティングに携わりながら翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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