内容説明
本書は3部構成になっている。第1部はチンギス・ハンが草原で権力の座に上りつめる物語と、1162年の生誕から1206年に全部族をまとめてモンゴル帝国を打ち立てるまで、彼の人生と性格を形づくったさまざまな力を取り上げる。第2部は、チンギス・ハンの孫たちが争い合うようになるまで五世代続いた「モンゴル世界大戦」(1211~1261年)を通じ、モンゴル人が歴史の表舞台に登場する経緯を追う。第3部は、そののち百年の平和と、現代社会につながる政治的・商業的・軍事的構造の基礎を築いた「グローバルな目覚め」(1262~1962年)を掘り下げる。
目次
消えた征服者
第1部 草原の恐怖支配―1162~1206(血の塊;三つの川の物語;ハンたちの戦い)
第2部 モンゴル世界大戦―1211~1261(金国皇帝に唾する;スルタン対ハン;ヨーロッパの発見と征服;王妃たちの抗争)
第3部 グローバルな目覚め―1262~1962(クビライ・ハンと新モンゴル帝国;黄金の光;幻想の帝国)
チンギス・ハンの永遠の魂
著者等紹介
ウェザーフォード,ジャック[ウェザーフォード,ジャック] [Weatherford,Jack]
先住民文化研究の第一人者であり、長年にわたってミネソタ州マカレスター大学の人類学教授を務めた
星川淳[ホシカワジュン]
1952年、東京生まれ。作家・翻訳家。国際環境NGO事務局長、市民活動助成基金代表理事など歴任
横堀冨佐子[ヨコボリフサコ]
東京大学文学部英文学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カルパッチョ
マーロウ
sa10b52
そうけん