内容説明
著者らは1970年代から瞑想によって得られる様々な効果を科学的に実証する為に研究を続けてきました。また長年の瞑想実践者でもあるダライ・ラマ14世が発足した精神と生命研究所(Mind and Life Institute)で瞑想やマインドフルネスなどの効果測定を行い、瞑想を科学的に証明し、現代の瞑想ブームの源流として多くの影響を与えてきました。この研究成果により新たなる手法や方法論の展開へと繋がっています。瞑想が、脳・心・体のあり方を向上させ、実践者達の世界を良い方向に変えていく力となっていることは、紛れもない事実です。瞑想の脳科学の第一人者が多くの瞑想家の研究から導き出した科学的知見に裏打ちされた本書は、私達の人生を根底から変える力を秘めています。
目次
深い道、広い道
いにしえの手がかり
瞑想の「あと」は次の「あいだ」の「まえ」
技術的限界の中で
乱されない心
愛を育む
注意!
自分という存在の軽さ
心、身体、ゲノム
心理療法としての瞑想〔ほか〕
著者等紹介
ゴールマン,ダニエル[ゴールマン,ダニエル] [Goleman,Daniel]
PhD。心の知能指数(EQ)をテーマとする数々のベストセラーで知られる。ハーバードの大学院に在学中、2年間インドに滞在したことをきっかけに、長年瞑想に関心を抱いてきた。心理学者として、脳と行動科学に関する記事を長年にわたりニューヨーク・タイムズ紙に寄稿している
デビッドソン,リチャード・J.[デビッドソン,リチャードJ.] [Davidson,Richard J.]
PhD。ウィスコンシン大学マディソン校客員研究教授。専門は心理学と精神医学。同校で脳の研究をおこなうかたわら、“健やかな心センター”を創設
藤田美菜子[フジタミナコ]
早稲田大学第一文学部卒。出版社で雑誌・書籍の編集に携わり、その後フリーランスの編集者・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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