フェニックスシリーズ<br> 小児期トラウマがもたらす病―ACEの実態と対策

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フェニックスシリーズ
小児期トラウマがもたらす病―ACEの実態と対策

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  • サイズ 46判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775941935
  • NDC分類 493.09
  • Cコード C0011

内容説明

育った環境は体を作ると同時に、そのストレスは健康問題を引き起こすかもしれない。そう警鐘を鳴らすのは、ACE(Adverse Childhood Experiences:逆境的小児期体験)研究だ。この重要かつ大規模な研究によって、小児期の逆境体験と成人後の身体・精神疾患の発症の関係について反論の余地がない事実が明らかになった。この画期的な本で、著者はストレスの影響を受ける子どもと受けない子どもの違い、男性より女性のほうがストレスのリスクが高い理由について解説している。そして、逆境に苦しみ、やっとのことで克服した人たちの体験談を交えながら、脳をリセットする17の方法、大切なわが子を救う14の方法を紹介し、回復への道筋を示している。先駆的な調査に基づき、明晰な文章で書かれた本書を読めば、自分や愛する人がなぜ苦しみにとらわれたのか、どうすれば立ち直ることができるのかを理解できるだろう。

目次

1 私たちはどうやっていまの自分になったか(どんな大人も昔は子どもだった;異なる逆境が同じ病気を引き起こす;傷つきやすい人とそうでない人;逆境の女性脳―自己免疫疾患、うつ病、不安症との関係;人並みの家族)
2 小児期逆境後症候群からの回復―本来の自分を取り戻すにはどうすればいいか(回復への旅;専門家の支援で小児期逆境後症候群から立ち直る;虐待を受けて育った人の子育て―あなたと子どもを助ける14の方法)

著者等紹介

ジャクソン・ナカザワ,ドナ[ジャクソンナカザワ,ドナ] [Jackson Nakazawa,Donna]
デューク大学卒業。科学ジャーナリスト。ヴァージニア州クリエイティブ・アーツ・センター、ニューハンプシャー州マクドウェル・コロニー、ニューヨーク州ヤドーのレジデンス・フェロー。著書に自己免疫国際会議から賞を受賞した『免疫の反逆 自己免疫疾患はなぜ急増しているか』(ダイヤモンド社)がある。家族とともにメリーランド州在住

清水由貴子[シミズユキコ]
上智大学外国語学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

58
検査等をしても原因がはっきりしない身体の不調の原因に、思いがけない理由があると思っていたが、ACE(逆境的小児体験)が身体にも影響を及ぼす事は知らなかった。対処法として書かれている事は心身がある程度よい状態でないとキチンとできない気がする(ピラティス、太極拳、ヨガ等)。根本的な治療法の提示はやや説得力に欠ける。カウンセリングが逆効果になる可能性もあるかも。次に何がおこるかわかっているとストレスホルモンが減少する事、小児期逆境を経験した人は...そうかもしれない。知る事は必要だが過去に拘り囚われる事は不要。2021/06/24

スリカータ

27
この本にもマインドフルネスが。自分も興味があり、様々な本を読み実践しているけど習慣化には至らない。この手の本を読むと、自分の幼少期の辛い出来事を思い出してしまうので、読みたくなるけど遠ざけた方が良いのか悩んでしまう。翻訳物は、当たり前だけど例として挙げる人物が英語名なので、とても遠く感じる。ex.優子さん(仮名)の方が、自分には感覚的に入りやすい。2021/08/29

caramel

19
これを読んでいて、症例にある人物の話と自分に共通点がありすぎて、幼少期の辛さをフラッシュバックしまくってしまい、読み終えるのにとても時間がかかるほど辛かったです。でも、後半にはちゃんと対策法が書かれており、お金をかけずにする方法もあるし物凄く参考になりました。読んで良かったと思える素晴らしい本でした。読みやすいし、シリーズで出ているもう一冊もぜひ読みたいです。2022/10/31

ヨハネス

17
客観的に見ればたいしたことない軽めなトラウマだけど、一応30代にもなって思い出し、ひとり家で荒れたことがある。小学生から高校の頃だから「小児」と言えるのか疑問だったけど本では「18歳になる前に経験したか」とあるので当てはまるだろう。慢性的ストレスで神経炎症が起きたり、子供世代に影響するのは不幸だけど、断ち切って子育てする方法が書かれているので救いがある。小児だけでなく、結婚相手から長期にわたりストレスを受けている人も危ないんじゃないか。2021/07/31

天音春子

13
図書館本。 予約して借りる。 幼少期のトラウマが大人になってから病気を引き起こす。 ケースでは母親を父親に殺されたり、病気なのに放置されて笑いものにされたり、薬のアレルギーのショックで生死をさまよったり。 私は親子で連鎖しているのはわかっているけど、許すのは難しい。 断ち切るために子供を作ることはしなかった。 欲しいとも思わない。 なぜみんな平気で子供が好きで作ったりするのかはずっとわかることはないだろう。2019/04/08

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