フェニックスシリーズ<br> 歴史の大局を見渡す―人類の遺産の創造とその記録

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

フェニックスシリーズ
歴史の大局を見渡す―人類の遺産の創造とその記録

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月05日 23時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775941652
  • NDC分類 201
  • Cコード C0022

内容説明

人間の性質、国家の行動について考えるうえで有用と思われる出来事や論評を13のエッセイにまとめた。新事実を知るのではなく、人類の過去の体験を概観して欲しい。

目次

ためらい
歴史と地球
生物学と歴史
人種と歴史
人の性質と歴史
モラルと歴史
宗教と歴史
経済学と歴史
社会主義と歴史
政治と歴史
歴史と戦争
発展と衰退
進歩は本物か

著者等紹介

デュラント,ウィル[デュラント,ウィル] [Durant,Will]
ウィリアム・ジェームズ・デュラント(1885‐1981)。米国人歴史学者・哲学者。1935年から1975年にかけて刊行された11巻にわたる超大作“The Story of Civilization”(文明の物語)によって哲学・歴史の著述家として世界的な評価を得た。1968年、同シリーズの10巻がピューリッツァー賞の一般ノンフィクション部門を受賞。1977年には、米国政府から市民に与えられる最高の栄誉の1つ、大統領自由勲章をフォード大統領から贈られた

デュラント,アリエル[デュラント,アリエル] [Durant,Ariel]
アリエル・デュラント(1898‐1981)。米国人歴史学者・哲学者。1935年から1975年にかけて刊行された11巻にわたる超大作“The Story of Civilization”(文明の物語)によって哲学・歴史の著述家として世界的な評価を得た。1968年、同シリーズの10巻がピューリッツァー賞の一般ノンフィクション部門を受賞。1977年には、米国政府から市民に与えられる最高の栄誉の1つ、大統領自由勲章をフォード大統領から贈られた

小巻靖子[コマキヤスコ]
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)英語科卒業。都市銀行調査部勤務。退職後、米国コネティカット州での生活を経て、翻訳の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

33 kouch

36
まさに人類の歴史を論点ごと章にまとめて語ってくれる。サピエンス全史、銃鉄病原菌、池上さんの世界シリーズを読んでいた身としてはおさらいになった。人類史の目次のような本。国家を人間のように欲でうごめく存在として見立てているのが発送として面白いと感じた。自由主義と社会主義がお互いに牽制し合うとともに融合してゆく流れも、人類の進化みたいでわかりやすかった。2024/06/16

秋良

17
歴史家で哲学者のデュラント夫妻による、歴史に関する著書のポイントを簡潔にまとめた一冊。資本主義経済において高所得者に富と権力は集中するが、不満をもって集まった低所得者の力はそれに匹敵する。のちに富は暴力的(革命)または平和的(政府の介入)に再分配されるが、補助が増えると経済力は弱くなる。自由と平等は並び立たない。歴史の流れでなく、人間と歴史の性質について論ずる良書。今の日本と違って人口増加に頭を痛めているところが興味深い。そして人口問題は教育が普及することで解決すると述べている。当たっている。2024/03/21

hide

14
『記憶が連続していれば人の正気が保たれるように、集団の正気は伝統が受け継がれることで保たれる。個人でも集団でも、その鎖が途切れると神経症的な常軌を逸した反応が起きる。』/ピュリツァー賞受賞の歴史家が長年書き続けた自著を短くまとめたエッセイ集で、サクサク読めた。冒頭引用から分かるように著者の思想は保守的なもので、様々な文明が生存競争した結果これまでの歴史が形作られたというストーリが色濃い。著者の主張の論拠として歴史用語がほぼ説明なしに連続するため、上級者向けかも。2022/12/29

yc

8
序盤はいけるかと思いましたがやはり評価通り世界史を少しはやってないと難しいですね。それでも気に入ったのは2章と7章でした。経済力が平均以下の者だけが平等を求め、自分の優れた能力に気づいている者は自由を求める(2章より)。短いものの骨太な1冊だと感じます。2023/03/05

gender

7
ナヴァル・ラヴィカントおすすめ本。著名な歴史家のエッセイをまとめたもの。あくまでエッセイの形を取っているので、学術的で大仰なものになっていないので読みやすかったけど、反面、非常に示唆に富んでいる内容でさくっと読めても消化しきれていないかも。これを読むと、昨今のロシアウクライナ戦争やトランプ政権発足による、専制政治への揺り戻しはまさにこれまでの人類の歴史の中でも繰り返されてきたことなんだなと実感。 まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」by ビスマルク(うろ覚え)といったところでしょうか。2025/03/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11485570
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品